こんにちは、中島校の小倉です。
学力調査(中3)において、よく出題される計算問題として「式の値」が挙げられます。
上記のような問題を解くとき、与えられている式に代入するのではなく、式を整理してから代入するのが鉄則です。ただ、ここでよくある間違いとして式を計算するのですが、数値を代入しない状態で答えを書いてしまう人がいます。
振り返ってみてください。どんなに数学が得意な人でも一度は経験があるのではないでしょうか。このようなミスをしないためにも次のことを実践してもらいたいです。
「問題をみる」→「問題を解く」→「答えをかく」→「問題をみる」
です。以前のブログにも書いたのですが、解を吟味するんです。
ただ、解を吟味するためには問題を再度見る必要があるんです。
何が問われているのか。を考え答えが妥当かどうかを確認する。当たり前のことですが、その当たり前のことをしないからエラーが起きます。答えを出しておしまいにしない。ってよく言いますが、簡単な事でしょうか?
こんな話があります。
2004の年アテネ五輪では、100m、200m平泳ぎの2種目で金メダルを獲得。さらに2008年の北京五輪でも100m、200m平泳ぎで優勝、平泳ぎではオリンピックで初めて2大会連続2種目制覇を達成した北島康介選手がゴールをゴールとしなかったという話です。
北島康介は「ゴール前に弱い」とコーチに以前から言われていたそうで良い試合でもゴール前で失速してしまう癖があったそうです。それは脳の機能が「ゴールが間近だ」と思ったら失速を始めろと司令を出すためでゴールが見えると脳はもう達成したかのように錯覚してしまっていたようです。
そこで北島康介選手はどうしたか。
「ゴールの定義」を変えたんです。
タッチしたら≠ゴール
タッチした後に電光掲示板のタイムを確認する=ゴール
これを脳に刷り込ませることによって最後まで速度を落とすことなく泳ぎ続けることに成功したのです。ただ簡単にそれを脳に刷り込ませることはできないため、何度も何度も練習したそうです。
結局のところ、
成功する人ってトコトン準備をしているんです。
どんな準備か。
自分の弱点を知り、その弱点克服のためにすべきことを考え、アドバイスをもらい、できるようになるまで練習をする。
いたってシンプルな事なんですが、自分自身は出来ているのか。一度確認しても良いかと思います。
中島校 内部チラシ(2025.7)今週からいよいよ、小学生、中1&中2生も夏期講習がスタート(`・ω・´)
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