安西校R4-242【海をキレイにするために】

10月最終日曜日、文理生のみんなテスト対策お疲れ様です!!

坂本先生と荒瀬先生の2人に任せて、自分はお休みをもらって、ある活動に参加してきました。

富士川河口クリーン作戦!!です☆

私たちがSDGsの活動の一環として行っている【子ども食堂への寄付】事業で関わりのある、NPO法人「にじいろのわ」さんからのお誘いで、弊社社長から文理学院の教師、スタッフ含め10人ほどのメンバーで参加しました。当日は天気も秋晴れで気持ちよかったです。

【活動後の参加者のみなさんの後ろ姿】清々しい雰囲気出てますよね??

晴れ男のアノ方がいたからでしょうか。。。

【開会式の様子】参加者は100名以上。

【海岸の様子】これだけではゴミがあるかわからないですね。

【流木の中に】この見た目でもゴミがどこにあるかわかりませんね。

しゃがんで流木をどかすと、ペットボトルのキャップ、プラスチックの容器、ストロー、などなどが出てきます。宝探し感覚で面白かったです。

【清掃活動中】

ニュースなどで自分も見聞きしていましたし、SDGsの活動に力を入れてから少しずつ自分でも【知る】ことを意識してきましたが。今回の清掃活動に参加してまた【知る】いい機会になったので少し、お話をさせてください。

現在大きな問題となっているプラスチックごみについてです。2021年の年間の総量は1000万トンだそうです。生ごみとは違い、自然には分解されませんから、例えば心無い人によって山でポイ捨てされたペットボトルが雨に流され、川に流れ込み、これが海に流れ着いてしまうなんてことも多いんです。そして、海に出てしまったプラスチックごみは、細かくなっているものもあります。5ミリ以下の大きさになったものを「マイクロプラスチック」と呼んでいます。このマイクロプラスチックは海洋を漂い続けますので海洋の生態系にも大きく影響を与えます。例えばウミガメさん、クジラさんなどが食べてしまい、本当の餌が食べられなくなってしまったり、そのせいで死んでしまったりということが起こっています。それだけじゃないんですよね、たとえばお魚がマイクロプラスチックを誤飲していた場合、そのお魚を私たちも食べている可能性があるという事です。ある研究結果では人間の体内からもそれらが見つかっているようですから。私たちの人体にも大きく影響を与えているものととらえたほうが良いですね。

海をキレイにするためには、その前提に海に流れてくる水がキレイでなければなりません。ということは海に流れる川の水が大事ですね。しかし、川の水をキレイにするためには近くの山や森林がキレイでないといけませんね。という事は、やっぱり人間がゴミをポイ捨てしてちゃいけないんですよね。プラスチックごみとはズレますが、東北震災のボランティアに行った際に蠣の養殖の話を聞いたこともあります。やはりおいしい牡蠣を育てるためにはまずは森から始まるとのことでした。豊かな森を育てることが牡蠣の養殖には必要なんですが、現在はその海の源にある森林が伐採されたり、荒れていたりで豊富な栄養分を含んだ水が川に流れなくなっており、という事でした。ですから一生懸命植樹活動をされていると。人間の行動が自然界に与える影響は大きいんだなと再認識しましたね。ニュースで聴くことも大事ですが、やはり自分の目で見て体験してわかる事もあります。それをきっかけに【知る】ことができることも多いので、これからの生徒対応で皆さんにも考えるきっかけ、知るきっかけを提供できればいいなと思っています。

そういえば、今週は安西校のSDGs清掃活動ですね!!

11月5日(土)SDGs清掃活動☆

午後1時30に安西校集合です!!

 

本日は小学生はあすがくです!!

みんなで思考力・表現力・読解力を試そうね!!