富士吉田校 古文

こんにちは。富士吉田校の高根です。

本日は14時から中3生の振替休日を利用して対策授業を行いました!昨日返ってきたばかりで疲れも残っている中しっかりと定期テスト・単元テストに向けて頑張っています。保護者の皆様もお忙しい中送迎にご協力いただきありがとうございます。

さて、昨日は日曜日の中多くの高校生が自習室に来て勉強しておりました。高校1年生は古文で動詞の活用を勉強中のようで、何人かの質問対応を行いました。中学生でも現代語における動詞の活用は中2で学習しますが、文法の中でも多くの生徒が苦戦するところです。古文においてはこれから文章を読んでいくうえで活用の理解が必須となります。覚えるのはなかなか大変ですが、しっかりと定着させていきましょう!

そんな質問対応の中で私に「なんでこんなこと勉強するんですか?」「なんの役に立つんですか?」といった疑問を投げかけてくれました。

聞いてくれた生徒だけでなく多くの生徒が同じようなことを感じているのではないでしょうか?
私もこれまでに何回と似たような質問を受けてきました。笑

実際答える立場としても難しい質問ではあります。「テストや入試で出るから」と答えれば納得する生徒もいますが、そんな答えを求めているのではないと苦々しい顔をする生徒もいます。

確かに古文を学んでいないからといって大人になれない、働けないかというと全くそんなことはないと思います。ではやはり古文を学ぶ必要がないのかと言われると、それまた違うというのが私の考えです。

まず高1の皆さんが必死に覚えてる活用や助動詞、敬語などを学ぶ理由は、古文を原文のまま読めるようになるためでしょう。野球における素振りやサッカーにおけるパス練習と同じです。試合でヒットを打つ、味方にボールを繋ぐために練習をしますよね?

それでは、そもそもなぜ古文を読む必要があるのでしょうか?それは移り行く文化・価値観や今なお受け継がれている考え方に触れるためだと考えます。

歴史的建造物や絵画などの芸術作品から昔の文化を感じることもできると思いますが、その時の人びとの心情や考えといった内面まで深く知られるのは言葉あってこそです。今とは違うものの見方に触れることで、皆さんの視野はより一層広がります。また、変わり続けるものだけでなく変わらないものもあります。変わらず伝わり続けるということは、これから皆さんにも次の世代に伝えていってほしいということでもあります。つまりは歴史の伝承といった側面も持ち合わせているわけですね。

テストでいい点を取るためという目的で勉強するのも良いですが、せっかく勉強するなら違った視点も持ちながら勉強してみるのも良いかもしれないですね!


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富士吉田校舎では5月15日(木)まで申込受付しております。初めて受ける生徒も、上の級を目指して受ける生徒も誰でも挑戦お待ちしております!特に中学3年生に関しては受検の機会が限られてくるので、比較的余裕のある今回受検することをオススメします!

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