こんにちは。鎌矢です。
暑いと涼しいが交互に来ていた最近でしたが、だんだんと暑さが勝ってきていますね。飲み物に氷を入れて、飲みたくなるそんな気温になってきました。私もミルクコーヒーなんかを、冷やして飲んだりします。まず、少量のお湯にインスタンスコーヒーを溶かし、そこに牛乳、氷で完成です。…私、この順番は、毎回守っているんです。氷、牛乳の順番でいれないんですよね。そんな謎のこだわりの話を。
アツアツのコーヒー水に、牛乳、氷の順番で入れたくなる私。なにかイメージでは、アツアツに氷を入れると全部融けて氷の無いミルクコーヒーに、牛乳を先に入れるとそこで冷えて、氷の浮いたミルクコーヒーになる、そんな感覚があるのですよね。なにを世迷言を、と、物理学が言っています。熱力学第一法則、いわゆるエネルギー保存の法則を考えれば、順序に関係なくカップの中にそそがれる総熱量は同じはずです。最終的なミルクコーヒーの総熱量で氷が解け切るかどうかは決まるはずです。なにがイメージですか、こちとら理詰めですぞ。
冷えるといえば、「常温の水より、沸騰直前のお湯のほうが、凍るのが早い」なんていう話もありましたが、あれは「お湯が冷却される過程で蒸発が起こり、水の量が減るので、凍りやすい」という話であり…いや、なんだこれ…「ムペンバ効果」…?一定のエネルギー領域の物体が低エネルギー分子構造にいち早く変化できるような冷却…マズイマズイ、俺ではこんな話対応できない…ま、まあでも、これは変化速度の話であって、少ない冷却熱量で冷える話じゃないから、総熱量はまもられているし…無視しよ無視。
実際、入れる順番を変えると、なにか起こったりするのでしょうか。例えば牛乳。調べてみると、牛乳に含まれる乳糖は、加熱によって単糖類に分解され、甘みが出るそうです。先に牛乳を入れると、アツアツのコーヒー水と混ざって熱を受け取るので、実は少しばかり甘くなっている…?いや、ちょっとお湯に混ざるだけで加熱になるのか…?そして氷。先に入れると溶けてなくなりますが、後に入れれば、融ける前にはミルクコーヒーに浮いててくれます。いずれ融けますが、氷が浮いてる光景は涼しいものです。料理は彩り、涼しい光景に味覚が喜ぶのかも。うーん…なんという弱弱しい論理だぁ…
たぶんそんなに影響はない入れる順番。弱い根拠で、イメージも否定されていますが、別段悪いことでもないので、多分今後もこの順番で行うのだろうな、とほのかに思考を巡らした今日この頃でした。
あ、勉強は一夜漬けでも総勉強量は同じ、とか無いですからね!早目の対策対策ゥ!
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