【高等部 中島校】SCIENCE IS ELEGANT Vol.物理化学

物理化学とは、化学の対象である物質あるいは化合物や分子について、物質の構造や性質、反応性といったものを研究する化学の一分野。物理学的な手法を用いて研究することから物理化学と言われている。

分子はどのような構造をしているのか。どのように反応するのか。それはなぜなのか。このような問いに答えることが化学の研究を進めていく上でとても重要なこととなります。日々様々な物質が新たに合成されていますが、それらの物質の性質を調べたり、どのような反応をするのかを調べたりするときに、実際にその物質を合成する前にある程度の性質や反応性を知ることで、実際に合成しなくても予測することが可能です。例えば、薬を合成するときに、薬効を示すかもしれない複数の化学物質の候補があったとします。これらの性質や反応性を合成前にある程度予測することができれば、実際に合成しなければならない物質の数を減らすことが可能です。

このように、性質や反応性を予測するためには、実際の実験結果と分子レベルで構築した理論をつなげる必要があります。こうした研究を行うのが物理化学です。化学では扱う対象によって有機化学や無機化学といった分野分けがされていますが、物理化学でも扱う対象やアプローチによって分野分けがされています。

界面化学・・・2つの物質が接する境界に生じる現象を扱う

電気化学・・・物質間の電子のやり取りと、それに付随する現象を扱う

計算科学・・・コンピュータを使って分子の運動や反応をシミュレートし予測する。また、より良い計算方法を開発する。

SCIENCE IS ELEGANT

「知る」ことで世界が「広がる」「学ぶ」ことで世界が「色付く」

文理学院中島校 理系担当 伴野

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【吉原校高等部】読書のススメ(その8)

国語科の「THE KING」あらかわです。この校舎ブログでは私が面白いと思った小説や作家をいろいろと紹介し、能書きを垂れたいと思います。

 

今回はみんな大好き、本を読まない人でも名前くらいは知っている東野圭吾について(書き始めたら思いのほか長くなってしまったので、2回に分けて)綴ってみようと思う。

 

日本小説界に燦然と輝く存在である東野圭吾。彼をなくして日本の小説は語れないレベルで彼の存在は大きい。彼が作品を発表することで、ファンはもちろん喜ぶし、映像化しやすい原作を手にできる映画の配給会社も喜ぶ。出版社はドル箱スターの仕事だから当然ニンマリだし、もっと言えば出版社が儲けることで、未だ見ぬ未知なる才能の発掘にお金を使うことができるのだ。

東野圭吾はある程度小説を読み慣れてくると、少々物足りなくなる部分はあるし「地雷作品」もそれなりにあるのだが、それでも小説界を支えていることは間違いない。小説好きであれば感謝しなければならない存在なのだ。ありがとう、東野圭吾。これからも最高の小説をよろしく頼む。

 

ということで、東野圭吾の著作はすべて読破済みの私がオススメする必読の作品を厳選させてもらった。ぜひ参考にされたし。

 

『秘密』

超東野圭吾。この作品は読んだ誰もが悶絶する名作である。東野圭吾と言えば『秘密』。『秘密』と言えば東野圭吾である。切っても切れないのだ。こういった設定の先駆けと言えるので、もしかしたら「ありきたりな設定だな」と思われがちだが、甘い。その考えは甘すぎる。人格が入れ替わるなんていうありきたりな設定も、作家自身がここまで真剣に向き合うと、こんなにも残酷で胸を打つ物語に昇華してしまうのだ。いち小説好きとしてこの仕事を成し遂げた東野圭吾に拍手を贈りたい。中途半端な覚悟であればもっと逃げようがあったと思う。彼の仕事ぶりを堪能できる最高傑作である。

 

『白夜行』

この作品を紹介するのは難しい。「ノワール小説」だし、高校生には・・・・とも思うし、本気で紹介しようとするとかなりマニアックな説明になってしまう。なのでここはあえて簡単に勧めたいと思う。面白いから(大人になったら)読んでくれ。分かりやすく盛り上がるような作品ではない。じわじわと、そしてクラクラとするような愉しさがある作品なのだ。「文章に酔う」という体験をしてみてほしい。

『白夜行』は「つかもうとする人たち」が主要キャラクターとして配置されている。その一人ひとりが、今の自分が持っていない何かをつかもうともがいており、その姿は三者三様。だからこそ、ドラマと成り得る。そして読者もまた、非常につかみ所のない『白夜行』という作品を読みながら、それでも何かをつかまえようとしてしまう。人は物語に意味を、答えを求めるようにできているからだ。

900ページに及ぶ一大叙事詩。つかもうとする人々が、もがいた先に手にするものは何か。そしてそんな彼らを見ながら私たち読者が『白夜行』からつかみ取るものは何か。『白夜行』という意味深なタイトルの意味は。すべては本書の中にある。

 

次点

『ナミヤ雑貨店の奇跡』

数あるファンタジー系の作品群の中でも秀逸なハートウォーミング小説。詳しく書くとネタバレしてしまうので書けないが、泣いた。映画は○○だったが。

『幻夜』(←『白夜行』の続編的な作品だが、未読でも楽しめる。『白夜行』より好きかも)

面白いから(大人になったら)読んでくれ。分かりやすく盛り上がるような作品ではない。じわじわと、そしてクラクラとするような愉しさがある作品である。←2回目。

『聖女の救済』(←久々に震えた作品。やっぱ天才だわ、東野圭吾)

完全犯罪を創造する時、人はどのような顔をするのだろうか。装丁のパッチワークの一針一針がもはや恐ろしい。「ガリレオ」シリーズの最高傑作である。

 

 

とまぁ、前置きはこれくらいにしてここからが本題である。が、前置きが長くなりすぎてしまったので、本題は次回へと続きます。

 

 

最近読んだナイスな一冊 『始まりの木』夏川草介

大学で文化系の専攻をしようという学生にオススメの一冊です。学生の頃を思い出し、机上の理論ではなく、フィールドワークの重要性を再確認させられました。

富士吉田校 こどもの日

こんにちは。富士吉田校の高根です。

連休も後半ですね。GW課題が出されている人は順調に終わっていますか?中3生は受験用課題も継続してございます。期日に提出するというのはもちろん大切ですが、来る受験のためにしっかりと知識を定着させることが一番大切です。間違えた問題や苦戦した問題は繰り返し解いて覚えてくださいね。

さて、本日5月5日はこどもの日ですね。端午の節句とも呼ばれますね。こどもの日と言えば鯉のぼりを飾るのが定番ですが、なぜ鯉のぼりを飾るのか知っていますか?理由は子供の成長を願うためということになりますが、起源は日本では江戸時代から始まり、さらに元を辿ると中国の登竜門の伝説が鯉のぼりと深く関係しています。

「登竜門」とは、中国にある「竜門」と呼ばれる滝・急流を鯉が登り切ると竜になるという言い伝えから生まれた言葉で、今では乗り越えれば出世・大成できる関門といった意味合いで使われています。

文理学院でも授業や日々の勉強を通して皆さんが大きく成長できるよう誠心誠意サポートしていきます。まだ塾に通われていない生徒もぜひ一度文理学院の授業に参加してみてください!体験授業も受け付けております。お問い合わせの際は富士吉田校(0555-22-8100)までご連絡ください。


GW(5月5日~6日)のお知らせです。

5月5日(日)小中学生の授業補習はございません。

5月6日(月)19:00~21:00 中3(忍野・山中湖・湖南)

※5月5日につきましては、小中学部のスタッフがおりません。お問い合わせの場合は6日以降に頂くか、HP、LINEからご連絡ください。

漢字検定受検生募集中!

富士吉田校舎では5月15日(木)まで申込受付しております。初めて受ける生徒も、上の級を目指して受ける生徒も誰でも挑戦お待ちしております!特に中学3年生に関しては受検の機会が限られてくるので、比較的余裕のある今回受検することをオススメします!

入学のご案内

▲入塾生募集中!文理学院では随時入塾を受け付けております。お問い合わせの際は富士吉田校(0555‐22‐8100)までご連絡いただきますか、校舎(富士山駅の前にある校舎です)まで直接お越しください。その他ホームページからもお問い合わせ可能です。

都留本部校『こどもの日!』2025.5.5

都留校 小澤です。

都留校は5/6 (火) までお休みとなります。
スタッフ一同、美味しいモノを食べて充電中です! (*’ω’*)
みなさんも、リフレッシュしてくださいね~ (*‘∀‘)/
では、よろしくお願いします。

都留校の 5月通塾予定表 はコチラ!

下吉田校 5月5日 浅間神社へ

おはようございます、小俣です。

休みですね、本日は散歩の途中で、浅間神社がお祭りをしているので、雰囲気だけ味わうついでに、「弓道」をやっていするはずなので見に行こうかと。卒業生たちに凛々しい姿を楽しみ。

↓写真ですが、例年より早く「藤」が咲いていました。雨の降る前に撮影したので、本日はもう・・。とても綺麗に咲いているところもあるのですが、人さまの家の庭を撮影できませんよね。以前、甲州市の塩山校に勤務させていただいていいたときに、山梨市の有名なお寺?神社?の「藤」を観ました、それに比べるとですが、雰囲気だけということで。本日も、お休みを楽しみましょう

 

【中島校】数学検定について

こんにちは、中島校の小倉です。

5月4日(日)今日は校舎は休講ですが、ブログはお休みしません。

お知らせから。今週から数学検定の申し込みを受け付けています。検定日は7月12日(土)13:00~15:00(時間は予定)です申込は5月22日(木)までです。ご注意ください。また、検定対策についてですが、既に中3生は木曜日の授業後に、中2生は金曜日の授業後に行っています。受検者は基本的に参加しましょう。

話は変わりますが、ゴールデンウィークもあと2日となりました。休み明けに小学生は文理チャレンジテスト、中学生は理科・社会のテストがありますね。このブログは5/1に作成していますが理科のテストは小沢先生が手間をかけて作ってくれています。それに対して礼儀として皆さんも勉強してからテストを受けるようにしましょう٩( ”ω” )و

いよいよ5月です。文理学院では無料体験授業を受け付けております。

5月無料体験授業

文理学院で6月定期テストに向けて準備を始めませんか。

文理でテストに向けて最高の仲間と、最高の環境で、最高の準備をして最高の結果を出しましょう٩( ”ω” )و

必要に迫られての奥深い意義  Part126

今年は太平洋戦争、第二次世界大戦終了から80年になる、節目の年です。そこである本からの抜粋(パクリ)で今回のブログを書きたいと思います。

その本というのはV.E.フランクルという人が書いた『夜と霧』という本で、ナチス・ドイツによるアウシュビッツなど強制収容所での実話ということになりますが、その内容が受験勉強にも通じる部分があるように感じるため、今回利用させてもらいます。本自体は非常に難しいと思いますので、読者の皆さんで興味がある生徒さんは大学生になってから読むといいかと思います。自己啓発に通じる部分が多々あるので、是非いつか時間を見つけて読んでみて下さいね。

人間が強制収容所において、外的のみならず、その内的生活においても陥って行くあらゆる原始性にも拘わらず、たとえ稀ではあれ著しい内面化への傾向があったということが述べられなければならない。元来精神的に高い生活をしていた感じ易い人間は、ある場合には、その比較的繊細な感情素質にも拘わらず、収容所生活のかくも困難な、外的状況を苦痛ではあるにせよ彼等の精神生活にとってそれほど破壊的には体験しなかった。なぜならば彼等にとっては、恐ろしい周囲の世界から精神の自由と内的な豊かさへと逃れる道が開かれていたからである。かくして、そしてかくしてのみ繊細な性質の人間がしばしば頑丈な身体の人々よりも、収容所生活をよりよく耐え得たというパラドックスが理解され得るのである。

今回はここで止めますが、如何でしょうか? ニャンコ先生は受験勉強において『人間力7、学力3』ということを以前より主張し続けていますが、精神的な強さはまさに人間力といえるでしょう。上記の文で、内面的な強さが身体的な強さに勝ったという内容を読み取ることができるわけですが、身体的は強さとは受験においては、能力的な力と考えてもいいかもしれません。いかに学力が高くてもその学力を正しい方向に導く人間力・精神力の強さがなければ、大いなる結果を導くことは出来ないでしょう。

 

ニャンコ先生からのお知らせだニャン(=^・^=)

◎定期テスト対策授業

5月19日(月)より開始

ライバルを誘って切磋琢磨しよう。

◎英語検定1次試験

5月24日(土)

対策授業にきちんと参加して合格をゲットしよう!

富士吉田校 みどりの日

こんにちは。富士吉田校の高根です。

皆さんはGWいかがお過ごしでしょうか?私は陸上の高校総体を見に行こうかなと思っています。

私も高校時代は陸上部で様々な競技に挑戦していましたが、中でも印象に残っているのが「スウェーデンリレー」と呼ばれる競技です。皆さんは「スウェーデンリレー」をご存じですか?

4人の走者がバトンを繋ぐという点では、400Mリレーやマイルリレー(1600Mリレー)と同じですが、スウェーデンリレーの特徴は第一走者が100M、第二走者が200M、第三走者が300M、第四走者が400Mを走るという点です。

私は中距離をメインで走っていたので、300Mや400Mを走っていたような気がします。普段はあまり一緒にならない短距離選手と中距離選手がバトンを繋ぐというのが醍醐味ですね。

皆さんは好きな陸上競技ありますか?なければ好きなスポーツを教えてくださいね!

さて、本日も小中学生の授業および補習はございません。授業はございませんが、GW明けにすぐに勉強モードに気持ちを切り替えられるように、一日のうち10分でも良いので何か勉強してみてください。国語では漢字の小テストを次回の授業で行いますので、漢字の勉強をするのでも良さそうですね。

帰省先や旅行先に勉強道具を持っていく人はその場に置いていかないように気を付けてくださいね!


GW(5月4日~6日)のお知らせです。

5月4日(日)中学生SSクラスの授業はございません。

5月5日(日)小中学生の授業補習はございません。

5月6日(月)19:00~21:00 中3(忍野・山中湖・湖南)

※5月4日~5日につきましては、小中学部のスタッフがおりません。お問い合わせの場合は6日以降に頂くか、HP、LINEからご連絡ください。

漢字検定受検生募集中!

富士吉田校舎では5月15日(木)まで申込受付しております。初めて受ける生徒も、上の級を目指して受ける生徒も誰でも挑戦お待ちしております!特に中学3年生に関しては受検の機会が限られてくるので、比較的余裕のある今回受検することをオススメします!

入学のご案内

▲入塾生募集中!文理学院では随時入塾を受け付けております。お問い合わせの際は富士吉田校(0555‐22‐8100)までご連絡いただきますか、校舎(富士山駅の前にある校舎です)まで直接お越しください。その他ホームページからもお問い合わせ可能です。

下吉田校 明日の子どもの日 ですね

お早うございます、中3生の皆さん、昨日はお疲れ様でした。
また、夏に富士吉田校で長い時間を教達検に向けて頑張りましょう。

さて、また桜です。すみません、29日に撮った写真です、まだ、咲いていました、浅間神社近くです。これで本当に見納めですね。


この木は何でしょか??秋の木のはずですが??散歩中に??

新西原の公園から「農鳥」再びです。これも29日です。この日の前日、雪みたいでした。

本日から3日間、お休みです。本日と明日は、散歩です。

そして、特に出かけもしませんが、のんびりと過ごします。

あした、またです。