必要に迫られての奥深い意義  Part127

世界中で紛争が絶えまない今日この頃です。先日インドとパキスタンとの紛争が勃発しました。両国とも核保有国ということで、まともに応酬戦が始まったらどうなることでしょう。

私達が今こうして平和に生活できている状況に感謝しつつ、勉強に部活動に全力で取り組んでいきましょう。世界中には勉強をしたくても、平和な生活を送りたくても、そうできない人々がいることを忘れないように。

最近は、稲盛氏の『生き方』から遠ざかっています。そして今回も前回の続きで、『夜と霧』からの抜粋でいきます。

『そして私の精神は、それえが以前の正常な生活では決して知らなかった驚くべき生き生きとした想像の中で作り上げた面影によって満たされていたのである。私は妻と語った。私は彼女が答えるのを聞き、彼女が微笑するのを見る。私は彼女の励まし勇気づける眼差しを見る ― そしてたとえそこにいなくても ― 彼女の眼差しは、今や昇りつつある太陽よりももっと私を照らすのであった。その時私の身をふるわし私を貫いた考えは、多くの思想家が叡智の極みとしてその生涯から生み出し、多くの詩人がそれについて歌ったあの真理を、生まれて初めてつくづくと味わったということであった。すなわち愛は結局人間の実存が高く翔り得る最後のものであり、最高のものであるという心理である。

V.E.フランクル氏がこのような心境になった時には、奥さんと娘さんは既にガス室に送られ死んでいたのですが、その事実を知らなかったというのは、パラドックス的には幸せであったのかも知れません。

続きは次回にしますが、『愛は人間の実存が高く翔り得る最後のものであり、最高のものである。』という表現はズキンと心にしみるものがあります。生徒の皆さんは、親の愛情に支えられ今まで生きてこられたこと、そしてこれからもその愛に支えられて生きていくことよく自覚して下さい

親の愛をしみじみと感じ、感謝して、最大限の努力を積み重ねましょう。

ニャンコ先生からのお知らせだニャン(=^・^=)

◎定期テスト対策授業

5月19日(月)より開始

ライバルを誘って切磋琢磨しよう。

◎英語検定1次試験

5月24日(土)

対策授業にきちんと参加して合格をゲットしよう!