中島校舎 高等部 土曜の人 加藤です。
世間が連休に入っております。山梨は河口湖から通っている私もその連休のあおりを受けてか、今日の出勤は普段の倍以上の時間がかかってしまい、正直ヘトヘトです。2時間半、いろんな地域から人が来ているなぁとぼんやり車のナンバープレートを見ながら考えておりました。
文理にかよっていただいている生徒さんも部活にイベントにとても忙しそう。それでも眠い目をこすって頑張っている姿はとてもステキ!昨日の別校舎でもあまりにヘトヘトで授業を「立ったまま受けていいですか?」と要望があったり。うんうん、立ってれば寝落ちすることがないからね、全然オッケーです。寝ない為の努力、自分の力を高めるための努力はなんであっても歓迎ですよ。使えるものは何でも使う、出来ることはなんでもする、そのハングリー精神とでもいうのかな?姿勢、心がけはこれから持ち続けましょう。勉強に限らず、諦めない姿勢、大事です。
なにがなんでも、がむしゃらに、という姿勢はいつからか”ちょっとカッコワルい”感覚でみられていますよね。人間そんなにスマートにすべてのことが処理できないですよ。スポーツなら地道な基礎練習、音楽などの文化系なら地道な知識吸収、教養を高めるとでもいうのでしょうか。それら培ったものがあってはじめて、手順などの最適化、効果の向上、効率化はできるものです。ここ数年でよく見る”コスパ、タイパ”が良い方法って、「スキマ時間でもこの基礎を高める時間として使える」から良いパフォーマンスとなるのであって、決して「これだけ短時間に終わらせれば万事解決」するようなお手軽一撃ラクラク解決、みたいな魔法の道具では決してありません。”ちょっとカッコワルい”作業をちょっと楽にできる、がむしゃらに打ち込む時間をスキマ時間にもあてられる道具だと思うのですよね。
魔法の道具はありません。でも魔法のように効果をあげることもあります。それは使い方、使う意識の持ち方。普段の行動一つとっても、魔法に変わること、あるかもしれませんよ?