『必要に迫られての奥深い意義』 Part57

前回同様に、稲盛氏の『生き方』という本から抜粋します。

p。59より

『あきらめずやり通せば、成功しかありえない』

『新しいことを成し遂げられる人は、自分の可能性をまっすぐに信じることができる人です。可能性とはつまり“未来の能力”のこと。現在の能力で、できる、できないを判断してしまっては、新しいことや困難なことはいつまでたってもやり遂げられません。自分の可能性を信じて、現在の能力水準よりも高いハードルを自分に課し、その目標を未来の一点で達成すべく全力を傾ける。そのときに必要なのは、つねに“思い”の火を絶やさずに燃やしつづけるということです。それが成功や成就につながり、またそうすることで、私達の能力というのは伸びていくものなのです。・・・・・いっけん無理だと思える高い目標にもひるまず情熱を傾け、ひたむきな努力研鑽を惜しまない。そのことが私達の能力を、自分自身もびっくりするほど伸長させる。あるいは眠っていた大きな潜在能力を開花させるのです。・・・・・』

いかがですか? 勉強、受験にも全く同じことが言えると思いませんか? 受験生に贈る言葉として、『諦めない限り、可能性は存在する。諦めた段階でゲーム・オーバーだ!』とよく耳にします。ニャンコ先生も今年の高校3年生諸君を指導していて、その言葉の真実を痛感させられる経験をしました。現高校3年生の二人の生徒が、高校2年の夏休みが始まる前あたりでしたか、「僕たち二人は先生の授業について行けないので、今月で英語の受講を辞めます。」と申し出て来ました。私にとっては晴天の霹靂というやつです。高2の4月から担当したばかりなのに、ほんの四カ月ほどで私の授業が見限られてしまうという事態に陥ってしまったのです。でも私にもプライドがありますし、何と言ってもこのままではせっかく受講してくれている生徒に申し訳ない。という訳で私は、「授業のレベルを下げることは出来ないけれども、その代わりに二人を個別に指導しよう。読解力を付けるにふさわしい教材があるから、その教材を使い一緒に読解力を研いて行こう。」と提案し、二人は前向きに了承してくれました。それから高3になるまでの約八か月間もの間、その二名の生徒は部活動で忙しい中、週に2回ほど、私の特別補習に参加してくれました。そしてその結果、二人とも見事に、東京都立大学明治大学に合格できたのです。もしあの時、私の英語の授業が難しいということで、受講を取り消していたら(言葉を変えるならば、諦めていたら)、もしかしたら、このような素晴らしい結果を生み出せなかったかもしれません。諦めることなく努力し続けてくれた生徒諸君の奮闘の賜物であると思います。

ニャンコ先生からのお知らせダニャン(=^・^=)

●高校準備講座開催

①前期合格者・私立進学者対称

科目:英語・数学

2月19,26、3月5,12日

17:40~20:15

高校の先取学習を行います。

②新高校」1年生対象

科目:英語・数学

Hクラス:都留・吉田・甲府東

Sクラス:上野原・興譲館・日大明誠・その他の高校

3月13、14,16,17日

17:00~19:35

授業料は無料です!!