必要に迫られての奥深い意義  Part136

◎暑い暑い夏がやって来ました。幼い頃より夏と言ったら、カブト虫君を連想するニャンコ先生です。先日卵から育てていたカブト虫君が5匹羽化しました。メスが1匹で、オスが4匹です。そのオスの1匹は小さな体で元気よく樹液(市販のゼリー)をすすっている姿がとても可愛らしいです。さなぎから成虫に羽化するには、カブト虫君なりにモガキ苦しむという体験をするのかしら?(インタビューしたことがないので分かりませんが) きっと『もがき、苦しんで』立派な大人(成虫)に成ったんだと思います。人間も、もがき苦しみながら立派な大人になる必要があるのでは?と、カブト虫君を見ながら、深い想いにふけっていた、ニャンコ先生です。

◎第一回文理模試の結果が返ってきました。結果分析、特に間違えた問題の見直しを行い、第二回文理模試に向けて、更なる前進を実現できるように、秋までの学習計画、特に夏の過ごし方をプランニングするといいでしょう。結果をみて、『悔しい』という感情が湧いてきたら、チャンスです。悔しさを自己成長のバネにして下さい。

さて、前回の続きからです。

『収容所生活が囚人にもたらした精神病理学的現象を心理療法や精神衛生の見地から治療しようとするすべての試みにおいて、収容所の中の人間に、ふたたび未来や未来の目的に目を向けさせることが内的にも一層効果をもつことが指摘されているのである。また本能的に若干の囚人は自らにこの試みを行ったのであった。彼等はおおむね何か拠り所にするものを持ち、また一片の未来を問題としていた。人間は未来ただ未来の視点からのみ、すなわち何らかの形で「永遠の相の下に」存在し得るということは人間に固有なことなのである。従って彼は彼の存在の最も困難な瞬間にこの未来の視点へ逃避することも一方ではおおいのである。これはしばしばあるトリックの形で行われる。私自身に関しても次のような体験を思い出すのである。すなわち破れ靴の中で泥だらけになっている傷ついた足の痛みに殆ど泣きながら、私はひどい寒さと氷のような向かい風の中を長い縦列をなして収容所から数キロ離れた労働所までよろめいて行った。私の心は絶え間なくわれわれの哀れな収容所生活の無数の小さな問題にかかずらっていた。』

今回はここで止めます。作者は筆舌に尽くしがたい収容所生活をいかに克服したのかは、次回以降に回しますが、上記の文章から垣間見ることができるのは、『未来への目標』を定めたから、と言えるのではないでしょうか。

ニャンコ先生からのお知らせだニャン(=^・^=)

◎夏期講習開催

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Aターム:7/22・24・27・29
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ガムシャラに頑張る夏にしよう!