今日9月9日は暦の上では重陽の節句という日になっています。
昨日の授業の時にふと思いだしたのでブログにも書いてみます。
節句の中ではマイナーな重陽の節句ですが、枕草子にも登場するなどかつてはそれなりのイベントであったようです。この日は菊の花を飾るなどして、邪気を追い払っていたそうです。
さて、重陽という言葉は「陽」を重ねるところからきています。」それがなぜ9月9日なのかというと、9という数字が「陽」を表していてそれが重なるので重陽になったのだと思われます。では、なぜ9が「陽」なのかというと、これは「易(えき)」からきています。「易」とはわかりやすく言うと占いの一種です。古代中国で生まれた易においては9は「陽」、6は「陰」とされていました。なぜ易では9は陽なのか、と問われるとそれはもうわかりません。
ところで易の考え方では陽が極まると「完成」となるわけではありません。陽が極まれば陰が生じ、やがて陰が極まるときが来ます。そしてまた陽が生まれる。このように考えます。つまり、陰陽は表裏の関係でどちらかだけでは存在しえないと考えるのです。これを高校生に当てはめてみると、今、模試の結果が芳しくなくてもすでに頑張った兆しがほんの少し芽生えているかもしれません、あるいは今、結果が良くてもそれに安穏としているとそこから危険が生じるかもしれない、となるかもしれません。焦ることなく、着実に目標に向けて努力することが大事です。
今日極まった陽の気は冬に向けてだんだん陰の気に変わっていきます。この雌伏の時期を乗り越えて一陽来復つまり来年再び陽の気が満ちてくるとき、みんなの素晴らしい未来が咲き始めることを願っています。
ところで、易という占いですが、私できます。なにか悩んでいて占いにでもすがりたい人がいましたら、ご相談ください。
当たるも八卦当たらぬも八卦。









