こんにちは。富士吉田校の高根です。
昨日は教達検の結果報告にご協力いただき誠にありがとうございました。校舎に来てくれた生徒の様子を見ると手応えを感じている生徒、悔しさを滲ませる生徒、次に向けて早速動き出している生徒と様々でした。上手くいったところは継続して伸ばし、改善が必要だと感じるところは少しずつ変えていきましょう。
ただ、ここから先受験生にありがちなのがテスト続きで途中でスタミナ切れしてしまう、やる気が落ちてきてしまうということです。今回の教達検で全てを出し尽くすつもりで勉強できたことは素晴らしいことですが、本当に力を出し尽くしてしまっては困ります。ここからまだ11月末頃までテストは続きますので、一旦そこまでは歩みを止めてはいけません。
気合や根性で最後まで頑張り続ける人もいるのかもしれませんが、なかなか現実的ではありません。では、どのように勉強を続けていくべきかというと「勉強の強度」を意識しながらペース配分をしていってほしいです。
これまで皆さんは定期テストを通してテスト直前に短期的に頑張るいわゆる「短距離型」の勉強には慣れていると思います。テストが終わればしばらく後先考えなくても大丈夫だったタイプの勉強法です。しかし、今皆さんに求められるのは数か月頑張り続けるいわゆる「長距離型」の勉強です。
100M走とフルマラソンでは走り方が異なるように勉強方法も変えていかなければいけません。
話を戻して「勉強の強度」を意識したペース配分とは力を入れて勉強する時と力を緩めて勉強する時を分けつつ、少しずつ長時間の勉強に耐えられる体力・気力を付けていくということです。
ここではシンプルに勉強時間に絞って説明すると、平日に5時間自習するというのは中学生にとっては強度が高く力が入った勉強と言えるでしょう。2,3週間限定で行うのであればまだできるかもしれませんが、これを長く続けるのは困難です。そうではなく、時には1日1,2時間だけ(といっても長いかもしれませんが)勉強するという日も作った方が長続きするということです。
ここでのポイントはペースは落としても決して止まらないことです。まったく勉強しない日が続いてしまうと前と同じ状態に戻すのに時間がかかります。少しの時間でも良いので机に向かう時間、テキストを開く時間を確保しましょう。
そうして勉強を続けていくと、これまでは1時間の勉強で疲れていた、やる気が続かなかったのが、2時間3時間とできるようになり、強度の基準も少しずつ上がっていきます。
この基準を高めるというのは高校受験に向けてはもちろん高校入学後の勉強にも生きていきます。高校では一年生のうちから今の皆さんにとっては高い強度の勉強が毎日のように求められます。
目の前のゴールだけでなく遠くにあるゴールも見据えて勉強のペース配分を行っていってほしいです!
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