長泉校舎#346 「やあ」「じゃあね」 

9月無料体験授業受付中!

長泉校は9/22(月)~27(土)で実施!!

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本日はこれから定期テストがある中学生(長泉町以外)の対策の日です。中学校と人数を絞っているので、個別で見ています。一昨日に学調が終わったばかりの生徒が夕方から自習に来ました。学調や定期テストまでコツコツ来ていた自習に、テストが終わっても継続して来るという彼の姿勢、素敵です。

9月スケジュール配布

こちらのスケジュールで動いていきますので、ご確認をお願いいたします。

 

実施と反省、そして再始動

昨日は中3の第1回学調と長泉中の中1~2の定期テストが、本日は長泉北中の中1~2の定期テストが終わりました。お疲れ様でした。ここで熱が冷めやらぬうちに、テストが返却されたら「反省」をしましょう。反省とは、結果が悪かったことに対してのみ行うものではありません。

・結果が悪かった教科:どのように思考(価値観)と行動を直さなければならないのかを書き出してみましょう。できなかった問題を解き直してできるようにすることも反省ですが、それよりも先に大切なのは、悪かった結果に至った思考と行動を振り返り、それを修正することです。

・結果が良かった教科:良かったことは素晴らしいことだと思います。しかしながら次もまたその教科の結果を良いものとして維持するために、良かった結果に至った思考と行動を振り返り、それを持続することです。

以上の振り返りは、私の授業の時に行いますので、塾生の皆さんは振り返りをした上で授業に出席してください。

「やあ」「じゃあね」

ある先生との話の中で、ビートルズが今の子どもたちの中でどの程度知られているのだろうかという話題になったので、生徒たちに聞いてみました。(ビートルズは1970年に解散しており、私はビートルズが解散した数年後に生まれていますし、彼はもっともっと後の生まれなので、ビートルズの全盛期はもちろん知りません)

※おそらくビートルズの話題でブログを書くことを、この先生にはすでに読まれているはずです。

私が学生の時であれば、確か「イエスタデイ」「レット・イット・ビー」「ヘイ・ジュード」「オブ・ラ・ディ,オブ・ラ・ダ」あたりが音楽の教科書や副読本の歌集に載っていたと思います。今でも鮮明に覚えているのが当時の中3英語の教科書、しょっぱなの長文がメンバーのジョン・レノンに関するもので、「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」や解散後のジョンの「イマジン」が長文で出てきて、三島北高校から来た英語担当でビートルズフリーク(中でもジョンのフリーク)のH先生が熱く話を脱線させていました。(そういえばH先生の座右の銘が”愛こそはすべて”だったことをいま書きながら思い出しました)

さて、令和から数年経った中学生にとってのビートルズといえば……

イエスタデイでもなく、レット・イット・ビーでもなく、

ヘイ・ジュードでもなく、オブ・ラ・ディ,オブ・ラ・ダでもなく、

ハロー・グッドバイ」でした。(よくテレビCMで使われていますよね)

「英語の教科書に載ってるよ」と生徒が言ったので「Here We Go!」の旧版を見てみると、中1でハロー・グッドバイ、中3で「イン・マイ・ライフ」が出ていました。どちらもレノン=マッカートニー名義の作品ですが、ハロー・グッドバイはメンバーのポール・マッカートニーによるもの、イン・マイ・ライフはジョン・レノンによるとされるものです。どちらもそれぞれ「らしさ」が出ていて、とても素敵な曲です。

「物事には一つの方向での見方ではなく、必ず表と裏、白と黒の異なった面がある」というテーマのこの曲、ハロー・グッドバイ。

ちなみに旧版の教科書では中2でスティービー・ワンダーの「アイ・ジャスト・コール・トゥ・セイ・アイ・ラブ・ユー」が取り扱われていました。ハロー・グッドバイにおけるポールの思想が、のちに2人が「ピアノの黒鍵(エボニー)と白鍵(アイボリー)は一緒になって美しいメロディを奏でる、我々人類もそうしょうよ」と歌った「エボニー・アンド・アイボリー」に昇華していった。そう思えてなりません。

違うからこそ新たなものや価値が生まれて調和する

変革できる組織とは「異質なものを上手に受け入れて調和させる」ことができる組織です。価値観や方法論が固定されやすい同族企業や創業者の力が強い(強かった)企業でも、異質な価値観や方法論を持つ人材を外部から迎えてそのノウハウを活かすことによって進化していく企業は生き残ることができるといわれています(逆もまた然り)。水と水は混ぜても水にしかならないわけですし、動かない水は腐るわけです。企業は「環境適応業」、異質な人材を取り入れ活かして、変わっていかないと絶滅してしまうわけです。

ここから分かることは、学校の成績を伸ばすには、自分の頭だけで解決せずに他人のやり方やノウハウ(異質なもの)をまず取り入れること、これに尽きると強く思っています。別の言葉でいうと素直な姿勢で受け入れるということです。自分の頭だけで考えても決定的な打開策なんて出てこないものです。

受け入れてもらうために

異質なものを受け入れるということはとても労力とストレスがかかりますし、何より勇気が必要です。ですから、教師としていかに自分を信用してもらって自分のことを受け入れてもらえるか。行動として自分のやり方に固執してしまっている生徒の気持ちをいかに融解していくか。「コイツが言うんだったらやってみるか」と生徒に思ってもらうために、日々悩んでもがいている私です。

【H】