必要に迫られての奥深い意義  Part147

◎SDGsお疲れ様です。ニャンコ先生は土曜日が公休の為、参加できませんでした。以前参加した時に感じたことは、皆が協力し合い一つの目標に向かって活動するということが、大変気持ちが良く遣り甲斐があり、なんと言っても自分という小さな存在でも、地域・社会に貢献できるんだという、満足感でした。今回参加できなかった生徒さんも、次回は是非参加してみて下さい。『貢献できている』という満足感が生まれ、勉強にもやる気が湧いてきますよ。

さて、前回からの続きです。

『全くわれわれにとって苦悩し抜くこと、「苦悩の極みによって昂められ」うることは充分あったのである。従って必要なのはそれをいわば直視することであった。もちろんそこには「気が弱く」なる危険や、秘かに涙を流したりすることもあるのであろう。しかし彼はこの涙を恥じる必要はないのである。むしろそれは彼が苦悩への勇気という偉大な勇気をもっていることを保証しているのである。しかしそのことを知る人は少なく、多くの人は恥じながら彼が何度も泣き抜いたことを告白するのである。

中略

すなわちその話は自殺企図を漏らした二人の男の問題なのであるが、二人とも「もはや人生から何ものも期待できない」という既述の典型的な言い方でその企図を述べだのであった。しかしながら二人に対して、人生は彼等からまだあるものを期待しているということ、すなわち人生におけるあるものが未来において彼等を待っている、ということを示すのに私は成功したのであった。事実一人の人間には、彼が並外れた愛情を持っている一人の子供が外国で彼を「待っていた」のであり、他の一人には人間ではないが他のものが、すなわち彼の仕事が「待っていた」のである。彼は科学者としてあるテーマについて本のシリーズを書いていたのであるが、それはまだ出来上がらず、その完結を待っていたのである。』

如何でしょうか? 『人生が期待しているもの』という言葉で思い出す最近の出来事は、ノーベル賞を受賞された二人の日本人です。皆さんもニュース等でご存じのことと思います。彼らが研究をやり抜く原動力になったものは、正に『人生が期待しているもの』を実現しようとするあくなき挑戦心にではなかったのでしょうか。また、坂口氏の「夫婦で二人で考えていくと色んなアイデアというか、それを克服するサイエンスに限らず色々な知恵が湧いてまいります。そういう意味では本当に良かったと思っています。』という言葉も印象的でした。日本には『三人寄れば文殊の知恵』という諺が存在しますが、困った時こそ知恵を出しあい苦難を克服することも大切なんだと感じるインタビューでした。

ニャンコ先生からのお知らせだニャン(=^・^=)

◎第二回文理模試

高1・・・・10月28,31日

高2・・・・10月29,30日

◎高1大学入試説明会・・・・大学入試の仕組みをレクチャー

10月31(金)

◎高2大学受験準備会・・・・大学受験に向けてレクチャー

10月30日(木)