必要に迫られての奥深い意義  Part85

前回の続きです。勉強において燃え上がるために必要なこと。それは良きライバルを持つことだと思います。

ニャンコ先生には中学、高校を通して良きライバルがいました。単にライバルというよりは兄弟以上の仲の良い友人でもあり、共同研究を行った際には、そのライバル・友人のお宅に1ヵ月もの間泊まり込み、研究と同時に勉強を一緒に行った仲でした。その友人は全ての点で私よりも優れていました。学校の勉強も、スポーツにおいても、そして恋愛においても僕を遥かに凌いでいました。恋愛に関して言えば、同じ女の子を好きになり共にその子の気を引くために、あれやこれやと策を凝らしたという思い出もあります。結局は恋愛においてもライバルに負けましたニャン!

何においても私より優れていた彼ですが、勉強においてだけは、なんとしても負けたくないという思いから、猛勉強を行いました。最初は学年順位で100番も差がありましたが、高校入試直前にはその差もほとんどなくなり、高校に入ってから、ほぼ互角に戦えるほどの実力をつけることができました。

勉強において苦しくなった時には、ライバルも頑張っているんだ!負けてたまるか!と自己に言い聞かせ、歯を食いしばって努力したことを思い出します。今では年に一回、年賀状を出すだけの関係になってしまいましたが、私の人間成長に彼が与えた影響は、計り知れないものがあります。

生徒の皆さんも、心の底から、『この友人にだけは負けたくない。』と思えるライバルを持つことを勧めます。

次回はまた、稲盛氏『生き方』からの抜粋で書きますね。

ニャンコ先生からのお知らせだニャン(=^・^=)

〇 SDGs清掃活動

  11月11日(土)13:00~14:30

きれいな街。いいね! 皆さん振るって参加して下さいね。