【唐瀬(高)】やる気が上がるかは、褒め方にかかっている!

こんにちは、五味です。

とある実験の話です。

10歳から12歳の子供たちに知能テストを行いました。実際の結果に関わらず全員に「100点満点中80点だった」と伝えます。その後グループごとにコメントを変えました。

  1. 「本当に頭がいいんだね」と褒める
  2. 「努力の甲斐があったね」と褒める
  3. 何もコメントしない

コメントをしたあと、子どもたちに追加の課題を与えますが、2つから選んでもらいます。

  1. 難しいが、やりがいのある課題
  2. 簡単だが学びの少ない課題

その結果、「本当に頭がいいんだね」と褒められたグループは、簡単な課題を選ぶ人が多く、片や「努力の甲斐があったね」と褒められたグループは、ほとんどの子が難しい課題を選択したそうです。

一見、同じ褒めているような状況ですが、「本当に頭がいいんだね」と言われたグループは、難しい課題を選び解けなかった場合、「頭がいいね」と褒められない可能性があると思い、課題が解けないという状況を避けたのだと思います。

自分自身も小、中学校のころ、似たような経験したことがあります。「頭がいいね」と言われたことがありましたが、「何を言っているんだ、しっかり準備して臨んだのだから当然だ、、はあ、やる気を削がれるなあ」と思いましたし、そう言った人は、あまり私のことを見ていないんだなとも感じました。

生徒たちへ、もしもこういったことが起きたら社長のブログの話にもあるように、「今に見返してやる」と自分の成長につなげてほしいです。私自身、だれに教わった訳ではないですが、悔しさはバネにして生きてきました。

保護者の方へ、大きい小さいによらず、お子さまの努力は認めてください。最初からいきなり大きな努力をできる人は少ないです。大人だったら当たり前を突き付けたところで、何も進展しません。こつこつとやることが得意な子に大きなことを求めるのは負担です。

今日も自習室で毎日!努力している高校1年生がいます。私たち文理学院の講師は、ちょっとした生徒の努力も見逃さない自信があります。忙しくてお子さまを見る余裕がない方は、ぜひお子さまを文理学院にお預けください。

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