長泉校舎#318 大人への挑戦

暑くなってきましたね。
この暑さに比例してやる気も熱くなっていけばよいのですが、
なかなかそううまくはいかないものです…。

先日、私が買い物をしているとき、
小さい子供が親に買ってほしいものをねだっている様子を目撃しました。
小さい子が大人へ挑戦している姿に私は子供が大人に対話を求めるっていいなと思いました。

このような話をするのも気が引けますが、
恥を捨て夫の圧政を諌めたゴダイヴァ夫人よろしく、
自分の黒歴史を晒す覚悟で中学生の頃の私のエピソードを紹介したいと思います。

私が皆さんくらいの年齢の頃、驕っていた時期がありました。
大人も含め周囲の人間がみな何も考えていないように思えて軽蔑しているきらいがありました。
中途半端に得た教養の毒素に侵されていたのかもしれません。

そのためなのか、学校の先生としばしば口論していました。
理不尽を強いる学校への抵抗のつもりだったのかもしれません。
今となってはその浅薄さに穴があったら入りたい思いですが、当時はそれに懸命だったのでしょう。

はっきりとした理由があって、みなさんのためにあえてそのようなことをしている場合も往々にありますが、
ときには理不尽な大人の押し付けであることがあるかもしれません。

みなさんも時にそのような大人の理不尽に怒りを覚えることがあるかもしれません
みなさんの方が正しく、大人の方が間違っているということもよく起こります。
みなさんと同じように大人もまた成熟に向けて修行している身なのです。

(ちょっと話がそれますが…)
これは自戒として書いている面もあります。特に我々のような教育に携わる者は注意せねばなりません。
まだ未熟な身であるのにも関わらずあたかも成熟した身であるかのように振る舞わなくてはならない立場にあります。
それを自覚せず、自分が成熟していると勘違いを起こしやすい環境にあります。
それを肝に銘じて普段から生活しなければならないと改めて感じました。
(脱線終わり)

そういった理不尽に対するアンテナの感度は大人より皆さんの方が高いと個人的には思っています。だから、場合によっては皆さんが大人に伝えてほしいのです。 (伝える際に注意しなければならないのは、攻撃的にならないようにすることです。攻撃的姿勢をとると相手は防御姿勢をとり、相手の明晰な思考を阻害します。それは子供であっても大人であっても同じです。)

これは、みなさんにとっては大人への挑戦なのかもしれません。
しかし、大人に挑戦することで、双方の対話を通じて、
みなさんも大人もより高次な段階にステップアップできるはずです。
それに、1人でどうにもならないときは、仲間を頼ればいいのです。
1人じゃない、仲間がいる。(どこかで聞いたような…。詳しくは下記の夏期を見てください)

私はみなさんと対話して自分をより高めたいし、
大人に挑戦する皆さんを全力で応援したいと心から思っています。

さあ、対話して挑戦しよう!

【K】

 

 

 

〔夏期〕

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長泉校では、玄関のカウンターに紹介CARDを置いています。
別の校舎の先生が作ってくれたものを長泉校用に加工したものです。
そこには「1人じゃない、仲間がいる。」と書いてあります。
とっても素敵な言葉だと思いませんか。
私もこのブログで早速使ってみました。