必要に迫られての奥深い意義  Part96

  • つかの間の桜の季節も終わってしまい、もの悲しさを感じつつも、日に日に暖かくなり、初夏の近づきに胸躍らせている、ニャンコ先生です。高校1年生の皆さんは少しずつ高校生活に慣れてきましたか? 兎に角、最初が肝心です。『最初のボタンをかけ違えると、最後まで上手くいかない。』を肝に銘じて学業に勤しんで下さい。

さて、久しぶりに『生き方』からの抜粋です。p。100より。

『現場で汗をかかないと何事も身につかない』

人生では、「知識より体得を重視する」ということも大切な原理原則です。これは、いいかえれば、「知っている」ことと「できる」ことは必ずしもイコールではない。知っているだけで、できるつもりになってはいけないという戒めでもあります。

セラミックスの合成にしても、この原料とこの原料を混合して何度で焼けば、このようなセラミックスができるということは本を読めばわかります。しかし、その理論通りにやってみても思い通りの物はできません。現場で何度も経験を積むうちにしだいに真髄が把握できる知識に経験が加わって初めて、物事は「できる」ようになるのです。それまでは「知っている」にすぎない。

情報社会となり知識偏重の時代となって、「知っていればできる」と思う人も増えて来たようですが、それは大きな間違いです。「できる」と「知っている」の間には、深くて大きな溝がある。それを埋めてくれるのが、現場での経験なのです。

続きは次回にしますが、この内容は勉強にも当てはまるような気がしますが、皆さんはどう思いますか?? 特に数学の勉強においては、頭では分かっているんだけれども、、、。中々点に結びつかない。ということが多々あるのではないでしょうか? 私の経験からしても、公式を覚えたから大丈夫だろうなんて安易に考え、試験に臨んでみたものの、実際にはその公式=知識を使いこなすことが出来ず、苦い経験をした覚えがあります。ここで強調しておきたいことは、高校1年生の皆さんが、習い始めた高校数学を自分の得意科目にできるかどうかは、まさに上の文面にある通り、『知識に経験が加わって初めて、物事は「できる」ようになるのです。』 そのためにはとことん問題を解きまくる姿勢が必要だと思います。ニャンコ先生は高校1年の最初から学校で出された数学の宿題は、どんなことがあっても解きまくりました。因数分解で解けない問題がある場合には、何度も徹夜しました。おかげで高校三年間を通じて、数学はニャンコ先生の武器になりました。是非、知っているという状況から、真の学力になるまでとことこ問題に取り組んで下さい。必ず、皆さんの力になります。

ニャンコ先生からのお知らせだニャン(=^・^=)

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