必要に迫られての奥深い意義  Part83

◎10月7日は英語検定試験です! ベストコンディションで受験しましょう。

前回の続きの、稲盛氏『生き方』からの抜粋です。 P.58より

“・・・・・心の持ち方を変えた瞬間から、人生に転機が訪れ、それまでの悪循環が断たれて好循環が生まれ始めたのです。このような経験から、私は人間の運命はけっして敷かれたレールを行くかのように決定されているものではなく、自分の意志で良くも悪くもできるのだということを確信するようになりました。

つまり自分に起こるすべてのことは、自分の心がつくり出しているという根本の原理が、さまざまな蹉跌や曲折を経て、ようやく人生を貫く真理として得心でき、腹の底に収まってきたのです。

浮き沈みの激しい人生を送り、自分の運命は自分の手で切り開いてきたと思える人でも、その山や谷、幸不幸はみんな自分の心のありようが呼び寄せたものです。自分に訪れる出来事の種をまいているのはみんな自分なのです。

たしかに運命というものは、私たちの生のうちに厳然として存在します。しかしそれは人間の力ではどうにも抗いがたい『宿命』なのではなく、心のありようによっていかようにも変えていけるものです。運命を変えていくものは、ただ一つ私たちの心であり、人生は自分でつくるものです。東洋思想では、それを『立命』という言葉で表現しています。”

いかがでしょうか、若い皆さんには少し難しいというか、実感が湧いてこない部分も多々あることと思いますが、ニャンコ先生くらいの歳になるとこの文章の真実性をヒシヒシ感じないではいられません。かつて私は他の人をねたんだり、うらんだり、邪悪な気持ちを持ち続けていた時期がありました。そのようなマイナスの心が極めて不幸な出来事を数多く引き起こしてきたように思います。今でも、そのような邪心が100%無くなったとは言えませんが、歳と共に少しずつ減っているのも事実です。人間である以上様々な思いをするのは仕方のないことなのかもしれませんが、重要なことはそのようなマイナスの気持ちが生じた時に、その心を意識してプラスに向けることだと思います。

生徒の皆さんは、常に、ポジティブ、ポジティブ、ポジティブ精神で勉強に勤しんで下さい。ネガティブな気持ちで勉強に向かうより、ポジティブ精神の方が、遥かに成果が上がります。

ニャンコ先生からのお知らせだニャン(=^・^=)

高1生説明会(生徒対象)

1.大学受験の仕組みをレクチャーします。入試方法や試験の種類、
今からできることなどをお伝えします。
2.理系・文系について、できることや学部や学科について説明します。

日時:10月24日(火)21:10から1時間程度

高2生説明会(生徒対象)

1.大学受験までのスケジュールから、高校での行事、大学受験に必要な手続き
どの時期までどのようなことができているべきなのかを、推薦入試,一般受験
についてレクチャーします。
2.受験大学の決定方法について、将来の目標,受験科目などから説明します。

日時:10月23日(月)21:10から1時間程度

文理生外の生徒の参加も可能です。資料等の準備があるため、
前日までにお申し込み下さい。