中原校R5-05【誉めるも叱るも「認知」が前提という話】

3/8(水)快晴〇

本日の静岡市は、肌寒くも、日差しは柔らかく、春を感じさせる陽気になりました。

さて、昨日は文理学院の静岡ブロックの職員が一堂に会し、今後の生徒さんに提供するサービスについてと、移動があった職員が新天地での活躍を誓いました。

私(坂本)も中原に転属になった人間なので、いろいろ抱負を語らせていただきました。

そこで、先日ある大企業の管理職をしている方と話す機会があったので、その内容をかいつまんで話させていただきました。

世の中には、優秀だけど、管理職になると部下がガンガン退職する人と、預けた人材がどんどん成長させる人がいる。この差は何だろうとよく分析したところ、人が離れていく人の特徴は、他人に対しての興味が薄く、興味がないのに介入が多く、人間が本来持っている、「何事かをなしたい!」という欲求をそいでしまっている。

逆に、人材を育てる人間は、対人興味が強く、自分の預かっている人材が、何が好きで、何が嫌いか。どんな趣味を持っていて、学生時代の部活から、熱中したことまで知っているそうです。

人間は、自分のことを認知していない人間がほめても、「何か厄介ごとを押し付けられるのでは、、、」と疑心暗鬼になり、叱責されても「よくわかりもしないくせに何だ!」と反発してしまう

自分のことを認知(理解)してくれている人間が、ほめてくれると、やる気になり前向きになります。叱られても、自分のことを分かってる人間に叱られたのだから、素直に聞き入れ、反省し改良していくそうです。

 

自分の仕事に置き換えると、生徒さんのことをどれだけ理解しているか?どの教科が得意で、どの教科が苦手か。部活は何部で、趣味は何か。どんなものに感動し、何に嫌悪感を抱くか。

そういったことを理解した上で、授業や進路指導は成立していると学びました。

今、目の前にいる生徒さんのことをよく知り、生徒さんが「この先生は自分のことをわかってくれている!」と思ってもらえるようにしていきます。

 

生徒さんのことを一番理解しているのは保護者様です。

照れくさいかもしれませんが、お子さんがいいことをしたら、是非、大きな声でほめてあげて下さい。

思春期特有の照れ隠しの反応をするかもしれませんが、絶対に心の中で喜んでいますよ。

【振替授業中の生徒さん。休んだ分をしっかりフォローするきめ細やかさが文理の特徴です。】

【坂】

春期講習&入塾説明会

3月11日(土)

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