中原校・中3生の皆さん、今日は明治維新から国会の開設まで振り返りましたね。ここからは、中3の学調でも入試でも非常に大切な基礎の部分ですので、しっかり学んでいきましょう。
ちょうど同じころの3月17日に起こった出来事を掘り起こしてみましょう。
まずは1861年、サルディーニャ王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世(高校の世界史の先生を思い出さずにいられない印象深い名前です)がイタリア王国成立を宣言します。これは桜田門外の変の翌年ですから、明治に入る少し前ですが、日本が黒船来航による開国で揺れていたころと同じころにイタリアの統一がなされ、ドイツの統一はさらにその10年後であるというのは、日本と世界の歴史を考える上では重要なことだと思います。
次に、1876年には太政官令により、「婦女は結婚してもなお婚姻前の氏を用いること」とされました。つまり、近代日本の出発時は夫婦別姓が原則とされたのです。現在のように夫婦同姓とされるのは、1898年民法制定の際でした。「選択的夫婦別姓」導入は現政権で後退してしまいましたが、皆さんはどう思いますか?この後習う「公民」でも関係してきますから考えてみてくださいね。
最後に、1880年、大阪で愛国社を母体として国会期成同盟が成立します。ここから政府は集会条例を制定して弾圧を厳しくし、民衆の自由民権運動は盛り上がっていくわけです。しかし、明治政府は弾圧を加えつつも、政府主導での憲法制定、そして国会開設へと突き進んでいくわけです。 今日、3月17日は、今勉強していることと関連のある出来事がこんなにあった日でした。
さて、ここでクイズです。
大日本帝国憲法は、天皇が臣民である国民に与えるという形をとる「欽定憲法」ですが、教科書などでもよく見る「憲法発布の図」で、憲法を天皇から受け取っっている内閣総理大臣は、次のうち誰でしょう。
ア 山形有朋 イ 伊藤博文 ウ 黒田清隆 エ 大久保利通
次回お会いするときは春期講習ですね。それではまた来週。
長田校&中原校 御園