【大月校 高等部】小さな興味を

大月校舎 高等部 火曜の人 加藤です。

他の校舎のブログでも触れられていたのですが、「前原雄大」という競技麻雀のプロ、というよりはもうレジェンドの域の方がお亡くなりになりました。お悔やみ申し上げます。晩年は立ち上がるだけでも死のリスクがある中で競技に挑んでいたそうです。

僕自身この競技麻雀、Mリーグをしっかり見始めてまだ4年程。まだまだ”にわか”の領域です。選手は知ってても所属の団体は知らない、顔はわかっても名前は知らない、から見始めた身。麻雀の腕も全然なんで試合を観ている時も実況や解説を頼りにようやくシーンを紐解けるレベル。それでもこのプロリーグは面白い!こんな初心者でも熱くなれるなんて!と夢中になって見れる試合が多いです。

で、わかってくれば面白くなる。卓上でのやり取りをそれなりに自分でもわかるぐらいに知識をつけ、それを取り囲む選手を知り、その選手の背景を知っていく。知っていく中で共感できるスタイルがあって、共感できる生き方があって、興味を持っていく。。。。

勉強が好きになる過程と多分同じなんですよね。まずは小さな興味から。小さなきっかけがあるからこそそこにのめり込んでいける、というのは勉強でも趣味の領域でも同じだと思います。

だから受験生含めて勉強を頑張ろうとする人、この小さな興味を持ってください。ちょっとでも調べてみてください。息抜きに見てる動画、漫画、ゲーム、それはいいんです。見るなら見る、読むなら読む、やるならやる。キチンとそのコンテンツに参加してください。ただただ目の前のものを受け入れるだけにせず、自分から参加して、そこから一つでも持ち帰ろうとしてみて下さい。興味になる前のもっと小さな、「なぜ?」を探してみてくださいね。

 

最後に、上のブログでもふれられていましたが、前原さんの訃報を受けた後の試合、愛弟子とも親子ともいえるような二人が大変感動的な試合を行い、その日のインタビューも含めて全編通して涙が出る内容となりました。そう、麻雀で涙が出たんですよ。ほんとうに。試合内容も勿論ですが、やはりそれにまつわる背景があるからこそ湧き上がる感情だと思います。「推し」が負けても悔しくない、むしろ本当にすがすがしい気持ちで見れた、そんな試合でした。また、10月13日(月)の訃報を直前で聞いたにも関わらずしっかりと試合を行った選手と、それを繋げた実況・解説が本当に凄く、プロとしての意地を感じる放送でした。これも本当に素晴らしい内容でした。また、直接の師弟関係であり、素晴らしい試合を行った佐々木選手のnoteが本当に素晴らしい文章であり、もう素晴らしいとしか言えない人になっちゃいました。無料公開されているので興味があるなら是非。