Gakken高等学院 富士宮キャンパスの山﨑です。
6月18日(火)の5限目は、LHR(ロングホームルーム)を実施しました。
富士宮キャンパスに通学する生徒には、アニメや映画に関心のある
生徒が多く、今回は思い切って「映画」をテーマにお話しました。
~LHRのテーマ「着眼点 自分なりの視点を持つ面白さ」~
そのことに気づくキッカケになればという思いで50分の授業を行いました。
※授業に夢中で授業風景の写真を撮り忘れました・・・!
●ざっくりと映画史を知る
映画の歴史はおおよそ130年前まで遡ります。
写真を「活動」させることが映画史の始まりです。
映画はかつて、「活動写真」と呼ばれていたそうです。
サントラのジャケットには「Motion Picture」の文字が今も残っています。
写真が動き、まずは白黒のサイレント映画。
次第に音楽と声が入るようになり、1935年ごろには最初のカラー映画が。
生徒には1890年代の活動写真の映像も鑑賞してもらいました。
●映画はどんな人たちが作ってる?
授業の中盤では、映画スタッフの「仕事」についてお話しました。
生徒主体で、思いついた「映画の仕事」をホワイトボードに書いてもらいました。
「監督」「プロデューサー」「俳優」「脚本家」…みなさんはいくつ思い浮かびますか?
どんな人たちがその映画を作り上げたのか。
そんな着眼点をもって鑑賞することで面白さに深みが出ることも。
●優れた映画を称える「映画賞」
世界には数えきれないほどの映画賞や映画祭が存在します。
私が高校生だった頃、TSUTAYAのスタッフが作ってくれた
「歴代アカデミー賞 作品賞」コーナーに夢中になりました。
この映画はなぜ高く評価されたのか?
なぜ今年の作品賞はこの映画だったのか?
そうした視点も映画を楽しむコツになるかもしれません。
●日本における映画市場の変化
LHRの終盤では、日本映画製作者連盟が毎年集計している
映画興行収入のデータを生徒と一緒に確認してみました。
2024年から1994年まで、10年ごとに遡る。
その年にどんな映画がヒットしていたのか?
今と昔で興行収入の変化はある?
邦画と洋画、どちらのほうがヒットしていた?
実際の統計データを参照することで、現在、そして過去と未来が見えてきます。
●おわりに
授業していた私がこんなことを言うのも何ですが。
生徒たちが興味深く授業内容や映像を視聴する様子が印象的でした。
映画史を聡明期から現在まで振り返る映像では、
自分が好きな映画が映った瞬間に「おお!」と声が漏れたり、
興行収入のデータを興味深く眺める様子があったり。
今回のLHRが自分の「好き」を深めるキッカケになれば幸いです。
Gakken高等学院 富士宮キャンパスでは、生徒の「好き」や「興味」を
掘り下げる授業とコミュニケーションを大切にしています。
それがきっと、これからの人生を豊かにしていくはずだと信じています。
★7月のイベント情報
2025年7月12日(土)~学校説明会~
11:00~12:00(高校生向け)
14:00~15:00(中学3年生向け)
★8月のイベント情報
2025年8月3日(日)&24日(日)~授業体験型オープンスクール~
14:00~15:30 ※ENAGEED、LHR、個別相談、学校説明など
★夕方相談会
個別相談会も随時実施しております。お気軽にお越しください☺ご予約はこちらから!