必要に迫られての奥深い意義  Part126

今年は太平洋戦争、第二次世界大戦終了から80年になる、節目の年です。そこである本からの抜粋(パクリ)で今回のブログを書きたいと思います。

その本というのはV.E.フランクルという人が書いた『夜と霧』という本で、ナチス・ドイツによるアウシュビッツなど強制収容所での実話ということになりますが、その内容が受験勉強にも通じる部分があるように感じるため、今回利用させてもらいます。本自体は非常に難しいと思いますので、読者の皆さんで興味がある生徒さんは大学生になってから読むといいかと思います。自己啓発に通じる部分が多々あるので、是非いつか時間を見つけて読んでみて下さいね。

人間が強制収容所において、外的のみならず、その内的生活においても陥って行くあらゆる原始性にも拘わらず、たとえ稀ではあれ著しい内面化への傾向があったということが述べられなければならない。元来精神的に高い生活をしていた感じ易い人間は、ある場合には、その比較的繊細な感情素質にも拘わらず、収容所生活のかくも困難な、外的状況を苦痛ではあるにせよ彼等の精神生活にとってそれほど破壊的には体験しなかった。なぜならば彼等にとっては、恐ろしい周囲の世界から精神の自由と内的な豊かさへと逃れる道が開かれていたからである。かくして、そしてかくしてのみ繊細な性質の人間がしばしば頑丈な身体の人々よりも、収容所生活をよりよく耐え得たというパラドックスが理解され得るのである。

今回はここで止めますが、如何でしょうか? ニャンコ先生は受験勉強において『人間力7、学力3』ということを以前より主張し続けていますが、精神的な強さはまさに人間力といえるでしょう。上記の文で、内面的な強さが身体的な強さに勝ったという内容を読み取ることができるわけですが、身体的は強さとは受験においては、能力的な力と考えてもいいかもしれません。いかに学力が高くてもその学力を正しい方向に導く人間力・精神力の強さがなければ、大いなる結果を導くことは出来ないでしょう。

 

ニャンコ先生からのお知らせだニャン(=^・^=)

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5月19日(月)より開始

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◎英語検定1次試験

5月24日(土)

対策授業にきちんと参加して合格をゲットしよう!