中原校R5-186【紙】

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10/4(水)曇り◎

本日の静岡市は昨日深夜からの雨は上がったものの、雲が多くはっきりしない天気となりました。

昨日、一昨日と中原校では新聞検定を実施しました。

問題を読んで新聞の記事の伝えたい情報を過不足なく理解することが問われるテストでした。

子どもが新聞を広げて真剣に読んでる姿はめったに目にしない光景なので、テスト監督をしながら興味深い珍しい光景をながめていました。

近年新聞・雑誌を読んでる人を見かけません。私の学生時代は電車に乗ると新聞・雑誌を読んでる人を見かけたものです。満員電車の中でも器用に新聞を折りたたんで読んでる人もいました。

飲食店や理髪店に行っても、待ち時間に新聞・雑誌を読んでいる人を多く見かけたものです。

最近はどこに行ってもスマホを見ている人はいても、新聞や本を開いて読んでる人を見かけるのは稀になりました。紙媒体のメディアがデジタル媒体のメディアにとって代わっているのを体感します。

学生時代の友人に全国紙の新聞社に就職した人間がいて、メディアの将来像について話しをしたことがあります。友人曰く、そもそもデジタル媒体は旧来からある新聞・雑誌といった紙媒体の進化形態であり、対立構造にはなっていないと言っていました。

スマホやパソコンといったデジタル媒体の強みは①受け手が媒体を持っており、紙の準備、印刷、配送といった工程が不要なので経費が掛からない。②紙を使わない(ペーパーレス)ので環境に優しい。弱みは①記者を自前で用意せず、通信社(共同通信やロイターなど)から情報を買っており、事実の裏どりができていないのでフェイクニュースを流す危険性がある。②閲覧数がそのまま広告収入に直結するので、大げさな表現や派手な見出しを作る誘惑に弱い。などがあげられるそうです。

友人曰く、紙媒体は徐々にデジタルに移行するが0にはならない。紙媒体で育った人間は、学んだり、記憶したり情報を取集したりする過程で、紙媒体を必要とする。紙の質感を指で感じながらページをめくるというのは記憶に刻むには有効で、指でめくるという過程を経ないと情報がしっかりと頭に入ってこないというのはよくある。

それ以外にも、例えばマンガも紙媒体の方がデジタル媒体より優位性を確保している。従来のマンガは右開きの本に合わせたコマ割りをしているので、ウェブサイトで見るマンガはコマ割りに従来のダイナミックな手法が取れないので、ヒット作が生まれにくいそうです。ウェブ発信でヒットしたのは「SPY×FAMILY」くらいだそうです。

言われると「なるほど」と思う事ばかりでした。

また、デジタル媒体を作成する人間を育てる過程には、紙媒体での人材育成のノウハウが使われる。「伝えたいことを簡潔に限られた文字数(スペース)で伝える」というこれまでに培われた技術が伝授されるので、紙媒体が消滅するのは遠い未来のことになるという結論でした。

つまり、生徒さん達が生きていく未来にも紙媒体を読み解く技術は必要であり、鍛えていく必要があります。今回の新聞検定がそのきっかけになってくれるよう祈っています。

【なんてことを考えながらの昨日の仕事帰りの鬼煮干しラーメン。すっごい濃度でレンゲが刺さって立ちました。一口目から食べ終わる最後まで、口の中の煮干し感が消えませんでした】

 

 

中原校 10月イベント                        

☆10月7日(土)英語検定              5級 午前11:30開始12:40終了           4級 正午12:50開始14:10終了               3級 午前10:00開始11:30終了                 ※受験者は住所・郵便番号・電話番号・生年月日をわかるようにして受験して下さい。       

☆10月9日(月)国民の祝日のため休講

☆10月14日(土)SDGs秋の清掃活動         正午12:00中原校集合12:50解散

☆10月14日(土)中2保護者会            午後2:00開始3:00終了                 ※詳細はお知らせをご覧ください

☆10月16日(月)中1保護者会            午後6:30開始7:20終了                 ※詳細はお知らせをご覧ください 

☆10月27日(金)明日の学力診断テスト            小5~中2対象。通常授業内で実施します。