中原校R5-157【長月に心の状態変化を考える】

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9/1(金)快晴〇

今年の静岡市の9月の始まりは抜けるような青空の好天。昨日に比べると気温が高く、夏が戻ってきたようです。

昨日はブルームーンでした。本当に月の明かりが明るく、夜なのに暗さを感じませんでした。せっかくだからとスマホを夜空に向けて月の写真を撮ったのですが、カメラには疎く上手く撮れませんでした。

【ブルームーン】

 

さて、中学3年生の受験生にとっては受験まであと6ヶ月になります。半年後には入試と言う人生最初の試練が待っています。

中島中・安倍川中の生徒さんは前期期末テストが終わったばかりですが、一息つくことなく学調対策を頑張ってもらいました。

【中3生の様子。集中しているのが画像越しに伝わってきますね】

生徒さん・保護者様にもよくお話させて頂くのですが、努力をして結果が出るまでにはタイムラグが生じます。

部活動等で経験があると思いますが、昨日練習して、今日上手くなっているような都合のいい話は存在しません。練習しても練習しても、上手くなってるのかわからないまま努力を継続して、気づいた時に、かつて出来なかった事が出来るようになっているものです。

振り返って上達する時期は理解できますが、上達する瞬間と言うのは認識しずらいものです。

中1の理科でならった「純物質の状態変化」の温度変化のグラフを思い出してください。

加熱(努力)しても温度(成果)が上がらない時があります。そんな時はくわえられた熱(努力)を使って状態変化が進んでいて、今とは違う状態に変化しているところなのです。

ここで結果が出ないことから嫌になって諦めて、努力を放棄してしまうケースが良くあります。目に見えた成果は出ていないですが、状態変化は進んでいて、新しいステージに上がっている最中なのです。

物質によって、融点・沸点が異なるように、人間も人それぞれ変化するまでの熱量(努力量)を蓄えるまでにかかる時間は異なります。ですが、努力によって変化するというのは不変の真理だと思っています。諦めないで継続できるかが大事なのだと思っています。

ですから、文理学院では途中の経過に目を向け、その過程を称揚します。「偉いね!」「よく頑張っている!」「この調子で頑張ろう!」といった言葉には、グラフが水平になった時に諦めて欲しくないという願いが込められています。

私の経験則になりますが、努力が結果になるまでに、一般的には3ヶ月。遅い生徒さんで6ヶ月くらいのタイムラグが生じます。夏期講習から本気になって努力すれば、11月くらいには目に見えて変化が表れます。それは夏から蓄えた努力が成果になって出てきた証左なのです。

さぁ、今日も次のステージに向かう加熱を続けましょう!