大里校(2023年度第117回)読解力って大事

校舎ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
校舎長の横森です。

今日も続きます、サマーテスト対策!
本日は横森担当の国語&社会です!

 

撮影は由井先生、写真上手ですよね。被写体がいいのもありますけど。

国語は物語、社会は近代史を中心とした総合問題を扱いました!
みなさんとってもよく頑張っていましたよ!
「一点でも多く点数を取ってやる……!」
という貪欲さを感じました。
サマーテストのある甲府市内の中学生だけでなく、
玉穂中の三年生も数人参加していました。
その精神的向上心が素晴らしいですね!

社会は知識を整理して説明できるようにすれば、ある程度点数アップを短時間で狙えます。
ただ、国語って即効果を出すのは難しいんですよ……。
というのはやっぱり、「読解力」が問われるからです。

意外と「読解力」ってバカになりませんよね。
間違いなく大人になっても必要な能力の一つですよね。
ちなみに、読解力がないこと(機能的非識字)を見分けるテストがあります

 

1)次の文を読みなさい。
「Alexは男性にも女性にも使われる名前で、女性の名Alexandraの愛称であるが、男性の名Alexanderの愛称でもある。」
この文脈において、以下の文中の空欄に当てはまる最も適当なものを選択肢のうちから1つ選びなさい。
「Alexandraの愛称は(     )である。」
➀Alex  ➁Alexander  ➂男性  ➃女性

 

2)( )の中のひらがなのことばを漢字で書いてください。
「(つき    )を見る。」

 

3)( )に数字を漢字で書いてください。
「三丁目(に   )番地」

 

さあ、、、どうでしょうか?
実はこれ、識字力調査で出される問題です。
「え、こんなの簡単でしょ!」
と思う方が多いと思いますが、
実は1)の問題、中学生の正答率は38%なんですって。
(ちなみに正解は➀Alexです)
誤答で多いのが
「愛称って書いてあるじゃん……! 文章読んでないじゃん……!」
って採点しててびっくりしてしまう選択肢ですね。

日本は、明治時代以来義務教育が行われ、現在ではほぼ100%の識字率を誇る国です。
しかし、一方で文字は読めても意味は分からないという機能的非識字の割合は20%もいるそうで。
しかも気づけないんですって、本人は。
そしてこの20%は「生活する上で困難を感じる」割合だそうです。
例えば、旅行中に地震に遭ってハザードマップを見ても、どこに避難したらいいかが分からないとか。
しっかり読解力(機能的識字)を高める必要がありますね。

読解力(機能的識字)を身に付けるためには
➀日常的に読書をする
➁文章を読んでまとめる
この二つをやってみるといいそうですよ。

なので、国語が苦手な方!
ぜひ読書をしてください!
そして、読み終わったら文章にまとめ直すのもしてみてください!
読解力が身に付けば、
国語だけではなくありとあらゆる教科の点数が上がります!
鍛えていきましょう!

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