大里校(2023年度第115回)雷こわい

校舎ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
校舎長の横森です。

今日のゲリラ豪雨凄かったですね!
空がみるみる黒くなっていき、


そしてこの大雨&雷

雷とか大雨とか、変わった気象の時ってちょっとわくわくしますよね。不謹慎ですけど。
勉強していた中3生たちも雨が降り始めたとき楽しそうにしてました。

私、雷が大嫌いなのですが、でも見ていて思い出したことが一つ。
みなさん、「天使と悪魔」という映画ご存知ですか?
ダン・ブラウンの小説『天使と悪魔』を映画化したものです。「ダヴィンチコード」の続編ですね。

この作品、実は科学と宗教の対立を描いたものなんです。
ローマカトリックを、古来カトリックに弾圧された科学者たちが襲う事件を追うストーリー。
まあしょうがないですよ。ガリレオの地動説も攻撃しましたし、科学者には「錬金術師」とか「魔女」のレッテルを貼り、火刑にしてきたのがキリスト教の歴史でしたし。
この作品のクライマックスで、とあるカトリックの司祭が
「雷を定義する者と、雷を恐れて崇める者、どちらが正しいか」
という発言をするんですよ。

これって、理系VS文系のように聞こえるんです私。
理系のみなさんは、数式や理論を用いて世界がどう作られているかを探ります。
その結果、新たに人類を助けるさまざまなものを見つけますよね。医療分野なんて特に。
反対に文系の我々は、昔の人々が積み上げてきた文章や知識を基にさらに積み上げるのが仕事です。
その結果、思想や考え方が徐々に更新されます。ただ理系のような即応性はないんですよね。
なんか文系の人間としては悔しいですけれど(笑)

みなさんも、将来の夢があると思います。そしてだいたい文理のどちらかに分類されるはずです。
そうでない人も高校1年生の夏に、文系か理系かを選択します。
現代の社会では理系の価値はかなり高いですよね。
反対に文系って……(笑)という感じ。

では「天使と悪魔」に戻って。
この映画のラストシーンでは、新たな教皇が誕生する場面になっています。
科学と宗教が対立する事件が起きた直後の教皇、その名前は「ルカ」になります。
ローマ教皇の名前はカトリックの聖人たちから取られますが、
「ルカ」医者だったとされています。
聖路加病院とか聖路加大学がありますよね、日本では「路加」です。
「科学と宗教、対立する考え方かもしれないがどちらも必要だ」
というのが「天使と悪魔」のラストシーンでした。

そうなんですよ、文系でも理系でも「どっちかだけ」はだめなんです。
理系でも各分野で「●●倫理」という学問が存在します。
反対に文系の世界でも経済学や考古学は数学や生物学などの理系の技術が不可欠です。
両方がバランスよく存在して、人間社会は続いているわけですね。

だから中学生の皆さん!
「数学きらーい」
「英語むりー」
「社会ムズイーー」
「理科意味わかんないーー」
「国語なんて勉強しなくてもいいやー」
なんて言わずに!
全部しっかり勉強してください!
全てみなさんの将来に必ず必要ですし、
できたらできたで見える世界が広がります

ということで!
来週からはどの学年も2学期予習講座スタート!!
しっかり頑張って、どの科目も一段上二段上三段上の力を身につけていきましょう!
※必修テキストをお忘れなく

お知らせです!
➀中3のみなさん!サマーテスト対策があります!
20日㈰10:00~12:00 英語 by小倉先生
21日㈪14:00~16:00 理科&数学 by由井先生
22日㈫14:00~16:00 国語&社会 by横森
甲府市内のみなさんは絶対参加!
市外のみなさんも到達度テストの点数アップにつながります!積極的に参加してください!

9/1㈮19:30~中3保護者会を行います!

本日よりご案内を配布しておりますので、またご確認ください!

お問い合わせ
Web: こちらから  Tel: 055-243-5087 (大里校)