中学1年生の理科では、
肉食動物は獲物を狙いやすいように目が前についており、
草食動物は天敵から素早く逃げるために、顔の両側に目がついていることを学びます。
私はふと、じゃあ私たち人間ってどうなんだろう?って思いました。
私は理科の教員ではないし、生物に明るくないので、
生物学的なことについてはさっぱり分からないのですが、
人間って両方の目を持ってるんじゃないかなと思います。
肉食動物の目は、攻めの視点。
何か物事に集中する時に、そちらに目を集中させることで、
その物事を効率よく行うことができます。
だから忙しいときに、私たちは肉食動物の目を持つのだろうと思います。
しかし、私たちは忙しいと、
肉食動物が狩りたい獲物だけに集中してしまうように、
その物事だけに集中して周りが見えなくなることがよくあると思います。
そして、人間は反省をするので、
その獲物を狩れなかったときにひどく後悔して場合によってはなかなか立ち直れないこともあるかもしれません。
そんなときこそ、草食動物の目というのが大事な気がするんです。
草食動物の目は逃げ(守り)の視点。
一歩外から周りを見てみて自分に害がありそうなことが起きそうだったら即座に回避しようとすることができます。
何か忙しいものに取り組みながらも、
一歩引いてそんな自分の周りの状況を見てみることが、
時にはすごく重要なことではないのかなと思います。
そうすれば、例えば、その後に襲いかかって来るショックを少しは軽減できるのかもしれません。
その物事に集中して全力で取り組みながらも
一歩引いてそんな自分を眺めてみる。
私たち人間だからこそできることだし、何か物事を取り組むうえで、
とても重要なことなのではないでしょうか。
以上、忙しい時は肉をいっぱい食べて力をつけたい【K】でした。
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