【厚原校】国語は空欄NG。

こんにちは。厚原校の芹沢です。

中学1年生、2年生の皆さん、今日は理科と社会の模試の日です。前回から連続のテストで大変ですが、残り2科目を頑張りましょう。

さて、前回は国語、英語、数学の模試を実施しました。そこで気になったのが、「国語の空欄が多い」ということです。これはいけません。教え忘れた私にも責任がありますので、改めて、何度でも言っておきますね。

もともと、私が厚原校に来た頃はよく「国語は空欄NG」と言っていました。去年の3年生などは耳にタコができるほど言われていたはずです。しかし、ここ最近はみんなもう慣れただろうという私自身の驕りから、あまり言っていなかった気がします。本当に申し訳ない!また言い続けましょう!「国語は空欄NG」です!

国語には記述問題が豊富にあります。中には難易度の高い問題もあります。それらを間違えることも、分からないことも、何一つ悪いことではありません。しかし、記述を空欄のまま終わらせてしまうのは皆さんにとって大損です。理由は二つ。「部分点の希望が消えるから」と、「何も残らないから」です。

部分点の希望が消えるのは皆さんもわかりますね。記述問題は満点回答でなくとも、多少なりとも正答に近づいてさえいれば部分点を得られる可能性があります。せっかく長い時間を使って書いた記述なのです。たとえ一点でも貪欲に点をもぎ取る意識は常に持ってください。

そして、何も残らないとはどういうことなのか。それは、「振り返りができなくなる」ということです。

いつも言っている通り、私はテストを受ける意味はその後の振り返りにこそあると考えています。何が違ったのか、何が足りなかったのか、逆に今の自分はどこまでできたのかなど、それを見直して頭の中で言語化する時間こそが本当の意味での国語力を高めてくれます。

しかし、いざ振り返りをしようとしたとき、白紙で空欄のままになっている記述問題を見るとどうなるでしょうか。恐らくほとんどの人が、自分がその問題を解いたときに何を考えていたかなどは思い出せません。それを一から考え直す気力も出ません。「あー、ここ意味不明だったなあ。」で答えを丸写しして終わります。なんなら答えを写す気にすらなれないでしょう。それも当然です。

文字は思考の足跡です。たとえ間違っていても、「あの時の自分はこう考えた」という軌跡は皆さんの財産です。それを積み上げてこそ、真の意味での実力に繋がります。しかし白紙では、何も残らないのです。手もペンも動かさずにぼんやり考えただけの情報は無駄な情報と判断され、記憶から消え去ります。人間の脳は無駄な情報をいちいち残しておくほど低スペックではないのですから。

点を取るためなのはもちろんとして、せっかく受けたテストを皆さんの財産として残すためにも、「とにかく空欄は埋める」を徹底してください。間違っていていいのです。信じられないくらい見当違いでもいいのです。皆さんも知っての通り、そんなことで芹沢は怒りませんし責めません。むしろ芹沢も学生時代はありえない珍解答を連発して職員室に呼ばれていました。しかし、空欄のままテストを出すことだけは口酸っぱく言います。

今後は学調対策に本腰を入れていきますので、改めてよろしくお願いします。

芹沢

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