今回は最終日。市内観光です。まず初めは北京の古き良き面影がしのばれる「胡同」散策です。元の将軍たちがフビライから土地をもらい四合院という家屋を立てています。
四角形の塀の中に井戸を中心家屋を囲むようにしてあります。門の両脇二ある石作りのもので職業を門の上の円柱(この写真では2本)は家柄を表し、4つあると最上級で皇族をあらわすといいます。10万人殺したらどれくらいの位とかの手柄で本数も決まったとか。
次は前門対大街で、紫禁城の入り口のあった場所で,明、清の時代から市場ができ活気のあふれるエリアです。北京オリンピックを前に大規模な再開発が行われ,表向きは精錬された街になり、路地に入るとローカルな北京が残る混沌としたエリアになっています。
ガイドさんいわく世界一おいしいという羊肉の串刺を食べ、おいしいお茶を売っている「張一元」にも行きジャスミン茶をお土産に買いました。
北京最後の食事は「ジャージャー麵」その他7品でした。健康志向が高まり、最近は味付
けが薄くなったと言っていましたが、どの店で出されるチャーハンもあっさりしていました。また、北京では、ジャスミンティーが主流でした。昼食後空港に戻り帰国しました。
今回の旅行で感じたことを徒然なるままに書いてみます.
・中国や北朝鮮の体制がなぜ崩れないのかが少しわかった気がします。中国で1番人気のある職種は共産党員・国家公務員そして軍関係だそうです。収入が極めていいそうです。また、賄賂がすごいらしい。ですから体制の不満を持つことはあまりなくむしろ利としているようです。共産党批判さえしなければよいということです。モンゴルや女真族が漢民族を登用し重く用い上手く統治したのと同じです。科挙という制度もいまも共産党員・国家公務員になるための試験に通じるのでしょう。現地の日本語ガイドの方(中国人)が習皇帝に代わっただけと小声でいっていました。中国から日本旅行が1番人気だそうですがビザを得るに日本大使館に約200万円預けるそうです。(もちろん帰国すれば返金されます)日本に来る人はそれなりの人または子たちということになるとこれもガイドさん情報です。地元の富士吉田市を観光で歩いている若いカップルの子たちが結構小ぎれいなのは全てそうとは言いませんが、共産党員や投資・事業で当てた人の子たちかもしれません。西欧人のほうがラフな服装です。
・トイレは空港は綺麗でしたが、共用のトイレは綺麗とは言えなかったです。よく言われている何人の分の排出物が山になっているというのは無かったです。また北京の観光客の9割が中国人で残り1割が外人ということです。中国人は割り込みがすごいとも聞いていましたが、朝食はビュッフェ形式でしたが割り込みする人はいませんでした。観光地の入場口でもなっかたです。
・夜はホテルでテレビをつけていました。もちろん中国語です。中国中央テレビをかけていることが多かったのですが,最先端技術(ロボット・医学)がよく紹介されている気がしました。高市さんと習近平さんの会談も流れていました。
・北京は高層ビルも多く極めて近代的できれいにすっきりと整備されていました。土地は国有で、行政が強い力をもっているのでこういうことが可能なんでしょう。また日本では、高層ビルや橋が崩壊したなどのニュースを見ることがありますがここでは感じられませんでした。
・個人商店でも支払いはキャッシュレスで奥さんがアリペイをスマホに入れておいてくれたので助かりました。北京ではカードは役に立ちませんでした。またauショップにいき北京でのWifiなどの事を聞いても、どれほど使えるかわからないとのことだったので、奥さんの携帯だけ北京で使えるwifi設定しましたが、中国ではネットの規制が厳しいので使えないと言われていたラインやグーグルも普通に使えました。日本では中国でカードは大丈夫、ネットはだめといわれていましたがそうではありませんでした。
隣国なのに情報が不正確で,両国とも悪い面が強調して報道されている印象を受けました。
・中国は古代より大国であり、日本も中国から最先端技術・文化・思想を吸収してきました。漢字・漢方・儒教然りです。中華思想も持ち合わせ、周辺国は朝貢貿易をすることが多かったです。特に室町時代は、そのおかげで天龍寺・金閣寺などが建てられています。長い間中国は日本への目線を下に見ていたでしょう。日本は中国を上目線で見ていたでしょう。アヘン戦争後中国が傾き始め、日本が高度成長を遂げると、鄧小平氏は日本を中国近代化の手本とするようになりました。中国の日本への目線が上がりました。最近では中国の発展が著しく再び世界の大国と返り咲いています。中国共産党は抗日で中国を統一したのでどうしても、抗日で民族の結束を高めようとする性を持っています。いまだ中国軍ではなく人民解放軍というのは台湾をまだ開放(自国化)していないからだそうですが,最近はまた日本への目線が少しさがりつつあり,すでに大国である中国がかつてのような鷹揚さを失い、習近平帝国丸出しで,誰も彼を止められず、やけに覇権争いを加速してきており,日本ともいがみ合うようになってきている気がします。長い歴史を見て今両国はある程度目線の高さの差が少なくなってきているという見方もできます。一時的に感情的になるのでなく、争うことなく両国が共栄することが今は長い歴史を見ても可能な気がします。ここまで述べてきて、僕は別に中国びいきでもありませんし、常に監視されているような中国に住みたいとも思いませんが、中国には大国として、落ち着いた対話を望みます。
(岡田)






