お世話になっております,双葉校舎Be-Wing担当 堀内です。
双葉校舎は小中学部も同校舎にありますが,こちらもまさしくテスト期間中となります。質問をしてくれる時もあるわけですが,今回はその質問についての話をまとめておきます。
そもそも質問をするということは分からないところがあるから,ということなのですが,まず質問をする前に「これが質問をするに値するか?」を考えておくとよいと思います。疑問に思ったことを質問することはいくらでも歓迎なのですが,一方で「調べればすぐに分かること(単語の意味など)」を聞くというのは,あまり建設的とは言えません。
では次に,質問をするとして,どのような状態で質問を持ってくることが好ましいかを考えます。良いと考えるのは,「ここまでは理解できたが,この先で分からないところがあるので質問」「自分なりに理解を深めたが,その理解は正しいかを確認する意味での質問」などです。要は自分自身で進めるところまでは進める,行き詰ったところを質問するというスタンスです。逆に良くないと考えるのは,ただ質問を持ってくることです。言ってしまえば「何もかも分からないものを質問する」ということですね。何もかもが分からない問というのは自分にとってレベルが高い問題となるわけですが,そうであるならば,より基本からやっていくのが筋であって,自分自身にとってレベルの高い問題を解決することは,その時点では二の次で良いわけです。
質問をする内容,そして質問をするスタンスともにですが,結局は「自分自身が能動的に関われる部分をしっかり持てるかどうか」にかかっていると考えます。ただ質問をして受け入れるだけでは,結局のところしばらくすれば忘れてしまうことでしょう。それもそのはずで,自分の力にするためには自分で解決するという場を踏まえないといけないからです。
質問一つとっても,一人一人によって学習効率が変わってきますが,ちょっとした意識の違いでその効率を高めることが可能です。どちらにせよ勉強しなければならないのであれば,「どのようにすれば理解を深めることができるのか」「忘れないためにはどのような工夫があるか」「質問をして,そのことについて回答をもらったら,その考えをしっかりトレース」などを常々考えていくと良いと思われます。学年問わず,これらの意識を持つことができるはずなので,勉強に対してしっかりと向き合い,取り組んでいただけたら何よりです。
文理学院双葉校舎では,小学生・中学生・そして高校生ともに新規入塾生・冬期講習生受付中です。これから控える各種試験へ向けて,ともに勉強を頑張れたらと思いますので,是非お気軽にお問合せください!
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