読書の秋

英語担当の 今井です。いつも、この校舎ブログでは、英検対策授業などの連絡事項がメインですが、それに加えて、しばらくタイトルどおり、高校生の読書について、何回か情報をアップしいきたいと思います。

というのも、今私は、担当の英語の指導にプラスして、高3の受験生の推薦試験のフォローとして、

小論文指導をおこなっています。

「小論文」を、適切に書く能力は、1か月くらいでなかなかどうにかなるものでは、ありません。

できれば、夏休み前、いや、自分の入試にそれを使う必要があると自覚したら、半年くらい前から取り組み始めるべきでしょう。

それぞれの大学で小論文に求める内容は、微妙に違いますが、いざ、文章を書くにあたり、現代の社会が抱える問題点についての「背景知識」や、論理的文章を書くのに必要な語彙などを、自分の引き出しに整理して、いつでも取り出せるような準備が必要だと思います。

ネットから入手できるものもあるでしょうが、やはりある程度きちんとした文章を読むことが大事だと思います。

皆さんは、最近どんな本を読みましたか?

勉強が大変、部活が忙しい。ユーチューブのほうが、手軽で楽しい・・・読まない理由はいろいろありますね。

まあ、わかりますけどね。でも、やはり、「読書」はしてほしいですね。確かに、本自体はあと、来年も10年後もありますが、後回しも可能ですが、「若いときに読んでおいたほうがよい本」というのは、確実に存在します。

私が高校時代に酔うんで良かったと思う作品、いくつかありますが、現代文の教科書に載っていた森鴎外の「寒山拾得」という作品は、大きなインパクトがありましたね。今の教科書は鴎外作品だと「舞姫」は乗っているようですが、個人的には「寒山拾得」がオススメですね。短い話なので、学校の図書館などで借りて是非読んでください。

 

 

そんな話を11月に何回かお届けできればと思います。