◎イランとイスラエルの間で戦闘が激化しています。故元ウルグアイ大統領ホセ・ムヒカ氏の、『地球上で人間だけが同じ過ちを繰り返す』、『私たちは過去の過ちから学んだろうか』という言葉を思い出さずにはいられません。
前回の続きからです。
『かかる考察を現実からは遠いとか世間離れしているとか考えてはいけない。確かにかかる道徳的な高さはごく僅かな人間にのみ可能であり、ごく僅かな人間だけが収容所で内的な自由について充分知っており、苦悩が可能にした価値の実現へと飛躍し得たのかもしれない。しかしそれがたった一人であったとしても ― 彼は人間がその外的な運命よりも内的に一層強くあり得るということの証人たり得るのである。しかもかかる証明は多かったのである。そしてそれは強制収容所においてばかりではない。人間は到る処で運命に対決せしめられるのであり、単なる苦悩の状態から内的な業績をつくりだすかどうかという判断の前に置かれるのである。』
今回はここで止めますが、内的な強さ、人間としての強さ、精神的な強さ、といった外面的には必ずしもはっきりとは現れない強さの重要性が強調されています。これは、受験でも同じように感じるが故に、ニャンコ先生はこの難しい文を引用させてもらっているわけです。他校舎の高校3年生で高校2年から英語の成績が急激に上がってきた生徒さんが2名います。その生徒さんの真剣さは恐ろしいほどです。確固とした目標を定め自己に厳しく努力する。そんな精神力の強さを毎回の授業の中で痛感しています。皆さんも、自己をよく分析して、『はたして、僕は、私は、大学受験に向けて、真剣だろうか?』と自問してみて下さい。ネ!!
ニャンコ先生からのお知らせだニャン(=^・^=)
◎文化祭、いっぱい思い出を作って下さい。併せて、親しいライバルを夏期講習に誘って下さいね。