【中島校】見えないところで

こんにちは、中島校の小倉です。

昨日はお休みだったため、図書館に行ってきました。ニュートンという雑誌があって図書館に行った際は必ず読む一冊です。

気になった記事があって、犬と猫の平均寿命が長くなっているという統計データがあるとのこと。2023年における犬の平均寿命は14.6歳、猫の平均寿命が15.8歳だそうで、20年前の平均寿命が犬、猫でそれぞれ7.2歳、5.1歳なので2倍以上になっていると。人間も100年時代と言われていますが、犬や猫までも寿命が長くなってきています。寿命が長くなった理由は簡単で獣医療の発達です。面白かったことは、ヒトのコロナ治療薬が猫の感染症にも効果があるとのこと。さらに、動物病院で処方される薬の大半は人用の医療品であるとのことでした。

凄いなぁって。誰かが効果が出る可能性を考えて、誰かが試して、立証してたくさんの動物を助けることができるようになって。

また、別の記事でははやりのchatGPTの文章生成するためのアルゴリズムの中にベクトル(数学C)の内積が使われていてその仕組みの説明が書かれていました。

我々が知らないところ、見えないところで科学や医療が発達しています。その際、ほとんどの場合は数学が使われているのです。

現在、中学生や高校生が勉強しているその先に実世界で数学が使われているんです。

中高生の皆さんは目に見えないから勉強する理由もわかりずらいのですが、数学はいろんなところで使われているんです。だから勉強している理由が何のためかって分からないなら分かるまで勉強するってことが大事なんだと思います。