【唐瀬(高)】アンティキティラ島の機械

こんにちは、五味です。

今年も残すところあとわずか。冬期講習は充実しておりますでしょうか?反復練習が大切な勉強。勉強だけじゃなく、なんでもそうですが、定着させるためには反復練習が一番です!そして、その反復すべき内容は応用問題ではなく、基本・基礎問題です。「基本=やさしい」ではないです。そこを疎かにしないようにしましょう。

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前回触れたアンティキティラ島の機械ですが、これはオーパーツ(Out Of Place ARTifactS 場違いな工芸品・人工物)の1つです。オーパーツは字のごとく、当時の技術や文明からすると到底作れないようなもの、という意味です。

アンティキティラ島の機械は、最近偽物ではないと科学的に立証されたものです。

天体運動を予測する計算機として利用されていたのではないかと考えられ、かなりの精度で太陽や月や惑星の運動、日食や月食の予測まで可能だったという優れものです。オリンピックの日を決めるのに使われていたのではないか?といわれています。

なぜこれがオーパーツかというと、紀元前頃に使われていたにもかかわらず、大量の歯車が精巧に使われていることです。歯車は水車のような利用方法は昔から使われていましたが、大量の歯車を組み合わせて使う時計が誕生したのが11世紀ごろといわれているので約1000年も前から歯車を巧みに使っていたということになり、当時の技術では考えられない!ということでオーパーツと言われています。

ここからは私の考察です。
古代ギリシャから、神様の信仰が盛んでした。科学技術によって日食の日時が予測できるということは、当時の人にとったら、神に匹敵する力に見えたでしょう。(もしかしたら、タレスが日食を予言したのも、この装置を利用したからかもしれません。)権力者は神の使いです。このような力が大衆の目に映っては、「なーんだ、神の力なんてないじゃん(笑)」となりかねないと思った権力者は、おそらく利用し、ばれようものなら始末するとしたのでしょう。
つまり、科学技術は古代から知られていたが、権力者や信仰によってベールに包まれていた。結果、科学技術の進歩が古代に栄えることはなかった。もしも科学が歴史の闇に葬られていなければ、今頃空飛ぶ自動車が飛び交う時代になっていたかもしれません。
こういう権力が進化を阻害するようなことは、現代でも起きると考えたら、悪くはない考察だと思います。

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知らないということは、それだけ自分に不利です。今必要かどうかは重要ではありません。どんどん知識を蓄えよう、そして過去を知り、新しいことに触れよう。

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