安西校R3-304【「当たり前」の大事さ】

1/9(水)快晴〇

最近のニュースで最も考えさせられたのは、「末松信介文部科学相が新型コロナウィルスの感染対策として、学校での合唱や管楽器の演奏、調理実習などの教育活動を控えるよう都道府県知事に通達する意向」というニュースでした。

コロナウィルスのため、それまで「当たり前」にあった風景がなくなるのかもしれないという漠然とした不安感が出ました。

世界が変われば生活様式が変わるのはよくあることですが、今後、自分の教える生徒たちに、合唱をしたことがない。調理実習もしたことがないという生徒さんが増えるのかもと想像すると色々考えてしまいました。

合唱や調理実習の意義云々より、それまで普通に行われていたことがなくなるかもしれないという事が気になります。

成長の過程で、様々な経験をしますが、その経験は個人のオリジナルな経験ばかりでなく、実は同世代や近い世代の人間が共通してしている経験であることが多いです。その共通な経験が、世代を超えて人と人をつなぐ話題の一端になっていると思います。

例えば、修学旅行や部活などの学校生活は、世代を超えて共有できる経験で、そこから会話が繋がることが多いです。修学旅行でどこそこに行った。部活動を頑張った。テスト勉強が大変だった。高校受験の時に頑張った。世代を超えて共有されている「日本社会の共通項」です。この共通項をくくることで他者との連帯や、コミュニティが形成されていくと思っています。

今を生きる生徒さんたちから、合唱や調理実習のような共通項を一つ失うかもしれないというのが、ニュースを聞いた時に浮かんだ不安感の正体でした。

文理学院は勉強を頑張るという「当たり前」。学校生活を充実させるという「当たり前」。目標を立て、それに向かい邁進するという「当たり前」。めんどくさい・怠けたいという怠惰な心に打ち勝つ「当たり前」を生徒さんに伝える塾です。これらの「頑張った」経験を共通項として、社会で様々なコミュニティを形成できる人間を育てる塾です。

安西校で英語を担当する小倉先生の「当たり前のレベルを上げる」という考えのもと、今日も精度の高いテスト対策を「当たり前」にやっていきますね。

【ちなみに写真は昨日食べたラーメン。是非、本場物を知っている唐瀬校舎の明石先生に食べてもらいたい一品でした】

【坂】

 

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