【高等部 富士宮駅南校】SCIENCE IS…ハロウィン

この時期のイベントと言えば…ハロウィン。そんなハロウィンにまつわる科学を紹介していきたいと思います。

恐怖を感じるメカニズム                                           目や耳から入った恐怖の情報は、思考を担当する「大脳皮質」を通らず、脳の奥深くにある「扁桃体」という部位へダイレクトに届きます。これにより、その恐怖の対象が何かを理解する前に体が勝手に動く反応が起こります。お化け屋敷や心霊スポットに行くと心拍数が上がる、突然の大きな音や光でびっくりするといった反応はこれが原因です。

トリック・オア・トリート                                        ハロウィンと言えばトリック・オア・トリートと言って子供たちがお菓子を集めますね。あの甘いお菓子が欲しくてたまらなくなるのは、脳の報酬系をハックする強力な神経科学が関係しています。 砂糖が口に入ると、舌の味覚センサーから脳へ信号が送られ、快楽物質であるドーパミンが大量に分泌されます。また、人類の歴史の大半は飢餓との戦いだったため、脳はカロリーが高い糖分を摂取すると、「生き延びるために素晴らしいことをした!」と大喜びするシステムを作りました。ハロウィンでお菓子を食べて感じる圧倒的な幸福感は、脳が仕掛けた生存本能なのかもしれません。

吸血鬼                                                ハロウィンと言えばコスプレのイメージがすっかり浸透しました。ハロウィンコスプレはいろいろありますが、やはり代表格は吸血鬼でしょうか。そんな吸血鬼ですが、世界に広まった原因ははやり病であったともいわれています。現在でも世界中で感染者のいる狂犬病は強い刺激である日光やニンニクのにおいを嫌う、異常な興奮や攻撃性により人に噛みつくといった特徴があり、これらは吸血鬼伝説で語られる特徴と酷似していたため、吸血鬼であると誤解されました。

SCIENCE IS… 「知」は世界を「広げる」

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秋も深まるこの季節、ひんやりとした夜気に包まれると、世界はいつもより少しだけその境界線を曖昧にしていきます。かつて自然界の脅威や病を恐れた人々が紡いだ怪物の物語は、時を経て私たちがスリルを愛おしむための美しいサイエンスへと姿を変えていく。                  暗闇が少しだけ愛おしくなるような甘美な物語と畏怖の科学を…Happy Halloween