#7 再び社会の授業を担当します

今日は、1835年にビーグル号に乗ったチャールズ=ダーウィンがガラパゴス諸島に着いた日だそうです。
ダーウィンは、理科の生物分野で3年生になってから学習しました。
進化の話はちょっとしか出てきませんでしたが、このガラパゴス諸島のほんの数週間の研究から、
ダーウィンが進化論を着想したというのは有名な話ですね。
ダーウィンは、ガラパゴス諸島に住む生き物たちが、アメリカ大陸の生き物とは少しずつ違った特徴があることに気づき、
それらを詳細に調べ、大陸から隔絶したガラパゴス諸島で、独自の変化を遂げたと考えたのです。
今日という日は、ほかにも中3生にとっては大事な出来事があった日です。
中3生は公民の授業が始まっていますが、今日は人権の歴史をやりました。
17世紀のイギリスから始まった近代的な民主政治と立憲主義は、18世紀のアメリカ・フランスの革命戦争を経て、
19世紀には世界(といっても主に欧米ですが)に広がっていきます。
1820年ポルトガルのリスボンで立憲革命がはじまり、1821年の今日、中南米の国々がスペインからの独立を宣言し、
1843年、ギリシャ王国で憲法制定を求めるクーデターが起こっています。
このように民主主義や立憲主義を求める動きが広まる一方で、イギリスやフランスが帝国主義を進めていくのが、
ダーウィンが生きた19世紀という時代です。
その後、二度の戦争を経て、冷戦の危機も乗り越え、多極化の時代を迎え混沌とした状況です。
今、世界で立憲主義や民主主義が揺らいでいます。世界と日本は重大な岐路に立っています。
この危機の時代に、3年後には選挙権を得る中学3年生は、「公民」として何を学ばなければならないのか、
何を考えなければならないのか。
私たち大人は彼らに何を示さなければならないのか。判断する材料と根拠を示します。
それを学び吸収するのが「勉強」です。「判断」するのは子供たち自身です。