みなさんこんにちは、こんばんは!そしてはじめまして!
高等部英語科で新たに吉原校舎に来ました 大越 です。
私は大学を卒業して新入社員として、群馬県から富士市に移住してきました。
今回は「どうして静岡県に来たの?」という疑問にこたえるべく、他県から見た静岡県の魅力について書いてみたいと思います。
私は以前、大学の休学中に和歌山に住んでいたことがあって、その時に関心を寄せたのが、ジオパークと呼ばれる地学の視点から生まれたツーリズムです。
「静岡に来た理由は?」と聞かれたら、「富士山ときれいな海があるから!」とこたえますが、実はジオパークの視点から見ると静岡は非常に興味深い場所なのです。
世界には10数枚のプレートがあるといわれていますが、そのうちの4枚が日本には集まっています。
そして、なんと吉原校舎のある富士市はユーラシアプレート、北アメリカプレート、フィリピン海プレートの3つが重なる境界にあるのです。
この3つの重なりが静岡の豊かな自然をつくりだしています。
では、本州で唯一、フィリピン海プレート上にあるのはどこでしょうか?
そう!伊豆半島です。
伊豆半島のルーツは2000~1000万年前、はるか南にあった海底火山から始まります。
それが火山活動を経て隆起し、約60万年前に本州にぶつかりました。
そして、伊豆半島の衝突、プレートの境にあることからマグマが上昇しやすい環境にあり、約10万年前から富士山が形成されはじめました。
さて、日本で一番深い湾はどこでしょうか?
そう!駿河湾です。
これにも伊豆半島が大きく関係しています。
フィリピン海プレートが沈み込む環境に加えて、南岸に沿って流れてくる黒潮が伊豆半島にぶつかることによって形成されています。
だからこそ、駿河湾にはリュウグウノツカイやタカアシガニなど深海の生き物が棲んでいるんです(沼津港深海水族館は有名ですね)。
日本一高い山と日本一深い湾、なんとも不思議な場所です。
最後に伊豆半島の自然についてお話ししましょう。
日本に8000種生育しているとされる植物のうち、2000種が伊豆半島で見られます。
なんと日本で見られる4分の1の種が伊豆半島で見られるのです。
イズやアマギの名を冠するものも多く、イズアサツキやアマギツツジなどの固有種があります。
また、有名な伊豆石は江戸城の石垣や世界遺産となった韮山反射炉に使われ、日本の歴史をつくってきたのです。
みなさんが普段あたり前に目にしている景色は実はすごいかもしれない。
時には普段とは違った視点で景色を眺めてみませんか?
