中島校舎 高等部 土曜の人 加藤です。
今週は夏らしい気候が続きましたね。カラッと晴れる日もあれば、場所によってはゲリラ豪雨も。気温も完全に夏の数字になってきていよいよ私たちの、受験生たちの夏も始まっていく、と実感できます。夏生まれではありますが正直夏は苦手です、暑いし。それでもこの夏が始まる時期の、「何かが始まる、進んでいく」ような感覚はとても好きです。こんなことをつらつら書いている間にも高校生がどんどんやってきて、本格的に「動き出している」ように感じます。
自分の担当は物理と化学なんで、その教科での話がメインとなりますが、3年生はこの時期から”数学・英語と同じ熱量で理科に取り組む”人が増えてくると思います。まずは”毎日1時間、いや、30分でもいいから物理・化学に時間を割く”ことに慣れていきましょう。もちろんある程度の量をこなすことも相当大事ですが、コンスタントに取り組み続けることが何より大事。ほんのちょっとでもいいですので、毎日理科に触れ続けることを意識しましょう。
以前も書いたと思いますが、「この夏で物理キワめるわ!」と意気込んで夏休みに物理しかやらなかった、という生徒が実際にいました。確かに力はついて、休み明けの模試は物理の目標点を越えていました。
が。他の教科は当然ボロボロに…。それを取り戻すために今度は物理をノータッチにして他の教科の勉強をしたら、結局物理は依然と同じ点に…。
勉強は新しいことを学ぶ以上に学力の維持が何より大事。どんな教科でも、どれだけ得意、好きな教科だって、やらなきゃ衰えていくもの。その維持に一番効果があるのが毎日触れることです。どんな形でもいい。腰を据えて長い問題を解いても、単語帳を眺めながらでも、資料集に目を通しながらでも、その科目について頭を使うことをすることを心掛けて欲しいです。
理科は正直、今まで「毎日触れる」教科ではなかったという人が多いでしょう。僕自身それでいいと思っています。理科以上に英語、数学の「どんな状況でも確実に使う教科」を優先するべきだし、なるべく早めに完成させてほしいですからね。だからこそ、ここから理科を同等に扱う感覚をまずは養いましょう。そのために量をこなしましょう。メイン教科ぐらいに質が追究できるぐらいに自分の質を上げていきましょう。
夏は長いがすぐに終わります。夢中になればなるほどに。やる前から嘆いたり、絶望したりせず、まずはまっすぐ、しっかり、着実に。踏み出さなければ始まらない。みんな踏み出しはじめたぞ。