内申点が上がる塾」タグアーカイブ

逞学積善:中原校の逞しくなる日々(2)


春期講習からの入塾希望が続いていて、とても嬉しく思っています。本当にありがとうございます。中原校では、4月に 無料体験WEEK を開催します。「どんな雰囲気かな」「ちょっと試してみたいな」そんな気持ちで、気軽に来ていただけるイベントです。毎日のスケジュールの中に、ちょこっと文理学院を入れてみませんか。その一歩が、きっと新しいスタートにつながります。
きっかけは文理! みなさんにお会いできるのを楽しみにしています。

 

ウィントン・マルサリス









先日3/20(祝)、東京で現代最高峰のジャズトランペッター、ウィントン・マルサリス率いるジャズ・アット・リンカーン・センター・オーケストラ(JALC)の公演を聴いてきました。

念願のというより、実はこのライブとの出会いは偶然でした。
講談師・神田伯山さんのラジオを radiko で東京局に合わせて聴いていたとき、たまたま流れていたCMで来日公演を知ったのです。チケット発売が10月だったことを思うと、聴いた時が2月だったので、もう無理だろうと半ばあきらめていたのですが、奇跡的に1階16列のS席が残っていました。まあまあいい値段でしたが、これも縁でしょう。

当日は祝日ということもあり15時開演。13時過ぎには墨田区トリフォニーホールの近くに着いていたので、まずは喜多方ラーメン坂内さんで腹ごしらえ。その隣の喫茶店「マウンテン」(こちらの店の雰囲気が最高。まさに東京)で珈琲を飲みながら開演を待ちました。

14時過ぎに会場へ。和装の方、楽器を提げた方、老若男女あらゆる世代が集まっていて、空気からしてすでに特別でした。手荷物と上着をクロークに預け(ありがたい)、当日パンフレットの曲目に目を通します。セロニアス・モンクの楽曲をやってくれたらいいな、などとセットリストを予想するのもライブの醍醐味です。

15時、いよいよ開演。MCはウィントン本人。NYのヴィレッジ・ヴァンガードのライブ盤で聴き慣れたあの声を聴いた瞬間、もう倒れそうでした。休憩を挟んだ2セット+アンコールは、本当にあっという間でした。知っている曲は一曲もなかったのに、どれも素晴らしい。とにかく音が良い。ジャズに限らず一流のミュージシャンは皆、ピアニシモのコントロールが絶品ですが、ウィントン率いるJALCはフォルテシモのコントロールまで抜群で「音が大きいのにうるさくない」という奇跡のような響きでした。

演奏を聴きながら、ふと芭蕉の『笈の小文』序文が浮かびました。(ジャズを聴いていると、いろいろな感慨が去来します)
「西行の和歌における、宗祇の連歌における、雪舟の繪における、利休が茶における、其貫道するものは一なり」
ウィントンとJALCの音楽には、まさにその“貫くもの”がある。芸術の矜持、生き方そのものだと感じずにはいられませんでした。
まあ、いろいろ言っていますが、一言でいえば「Oh, Yeah!」だったということです。本物に触れると、刺激を受けたり、触発されたりすることが半端なくあるので、芭蕉の言葉が降りてきたのかもしれないです。

知っている曲は一曲もなかったものの、アンコール前の曲で、ピアニストのダン・ニマーがアドリブの中に私の大好きなモンクの楽曲「Thelonious」のテーマを挿し込んでくれて、思わずニヤリ。あれは嬉しかった。あっという間の2時間でした。夢見心地で帰路につきました。

ライブ後の地に足着かぬ余寒かな
(白石)

文理学院 中原校
お問い合わせ ☎054-204-6755