北京2日目は市内観光がメインで,朝6:00朝食でスタートです.日本との時差は1時間遅れです. まず、天安門広場です.空港での入国のときもパスポート、指紋、荷物検査等厳しかったですが、ここもそれと同じかそれ以上にパスポート、持ち物検査、ボデイチェックがありました。筆記用具は殺害に使用できるということで持ち込み禁止でした。理由は忘れましたがハンカチもダメでした。バックの中はほとんど空っぽでした。 つい最近ここで、習近平氏、プーチン氏、金正恩氏が軍事パレードを見たところです。 北京は,元のフビライが大都として都をおき,また明の永楽帝からもここを都とし,清の時代、現代と続いています。故宮博物院(紫禁城)はその王宮として栄えたところでその壮大なスケールは元、明、清の国力を十分物語るものです。博物院という名から物凄い財宝の展示があるのかと思われますがアヘン戦争後イギリス・フランスにかなり持っていかれ、最後は蒋介石が4万箱の財宝を台湾に持ち去ったそうで、財宝はありません。 午後は天壇公園に行きました。天にいる神をまつる場所で皇帝はその神の子(天子)として地上を統治することが許されるということです。鹿は神の乗り物としてあがめられていました。日本の奈良公園と同じ考えです. 中国では赤は魔除け・幸福・繁栄・パワー、黄は皇帝、青は神を表します。 故宮の建物で屋根が黄色いのは皇帝に関係する建物、天壇公園の塔の屋根は青色でした。 夕食前に中国雑技団のショーをみて1日の工程を終えました. 昼食は四川料理・夕食は飲茶料理でした。2万歩ほど歩きました。疲れました。 ホテルの近くのセブンイレブンで燕京ビールを買ってきて飲みました。おいしかったです。 北京に来る前は夜の治安が心配でしたが、数多くある防犯カメラなどのせいか、また、移民もほとんどいず、東京より治安はよいということでした。 PS 赤と黄について補足しておきます。 まず赤:1つ目赤は祝いのものには赤い装飾品が使われ、幸運を招くと考えられています。 2つ目は「繁栄と富」です。ビジネスや経済に関連する場でも頻繁に使用されます。 3つ目は「パワーと活力」です。赤は力強さや活力を表す色とされています。これは、中国人のポジティブなエネルギーや情熱的な性格を反映していると言われています。 (彼らの会話はむしろ早口でうるさいという感じを受けますが・・・) 4つ目は「共産党を象徴する色」です。赤は共産党を象徴する色としてよく使用され、共産主義と社会主義の理念をも象徴しています。ちなみに、中国の国旗も、赤が入っています。 次に,黄:中国では黄色は「幸運や快適さ、繁栄を象徴する色」とされています。中国の伝統的な文化では、 “黄帝”が中華民族の祖先とされており、黄色はこの方や皇帝の色として重んじられています。皇帝の服や宮殿などにも黄色が多く使われ、 貴重さや高貴さを表現しています。毛沢東の肖像画は油絵で毎年9月30日に架け替えられるそうです。
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(岡田)





