◎推薦入試の結果が出始めています。結果を真摯に受け止め、合格した生徒さんは最高の気分を満喫した後は、次の目標を設定して引き続き目標に向かって突き進んで行きましょう。悔しい思いをした生徒さんは、一般入試に向けての勉強を力の限り行って行きましょう。
前回からの続きです。
『かくして私は語り始めた。・・・・・少なくともまだ生きている者は希望をもつ根拠を持っているのである。健康、家庭の幸福、職業的能力、財産、社会的地位・・・・・「われわれはまだしっかりしているのだ。」・・・・・今でこそわれわれは耐え忍ばざるを得ないかもしれないが・・・・、将来それは我々に対して意味を持ち得るであろう。・・・・・それだからといって落胆し、希望を捨てる必要は決してないということも語った。何故ならば如何なる人間も未来を知らないし、如何なる人間も次の瞬間には何が起こるのか知らないからである、と言った。・・・・・しかし未来とその予測しがたさ、及び現在の苦悩について語ったばかりでなく、また過去についても語り・・・・・現在の闇の中に射し込んでくるその全ての光と喜びについて語った。私は ― 自分の言葉で説教臭くならないように ― 詩人の言葉を引用した。その詩人は次のようにうたっていた・・・・・「汝の体験せしことをこの世の如何なる力も奪い得ず。」・・・・・われわれが過去の生活の豊かな体験の中で実現化したものは、何ものも、また何人も、われわれから取ることはできないのである。さらにまたわれわれが体験したものばかりでなく、われわれの為したこと、われわれの悩んだものも永久に現在の中に組み入れられているのである。そしてそれがたとえ過去であろうとも・・・・・まさにその過去であることの故にそれは永久に確保されているのである。すなわち過ぎ去って「いる」ということもなお一種の「いる」(存在)なのであり、またそれどころか最も確実な存在なのである。』
今回はここまでにします。途中をとばしながらの文章で意味がつかみ辛い部分がありますが、簡単に言うならば、今まで経験した全てのことを誰も奪い去ることは出来ない。もっと言えば、現在の自分は過去の全ての積み重ねによる存在である。ということかと思います。現在の君たちがこうして存在しているのも、全ては過去があってのこと。『過去⇒現在⇒未来』を作りでしているは自分自身でしかない。ということかと思います。ここで思い出すのがあの有名な文章ですが、その文章は次回にします。
ニャンコ先生からのお知らせだニャン(=^・^=)
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