◎日本の歴史史上初の女性総理大臣誕生!! 素晴らしい!! 皆が幸せに暮らせる世の中になるようイニシアティブを執ってもらいたいと思います。
◎入試は刻一刻と近づいています。充分に健康に注意して万全の対策を講じましょう。ニャンコ先生は、2週間前に風邪をひきまだ完治していません。一度風邪を引くと中々治らないのも歳のせいかなと思っています。
さて、前回からの続きです。
『集団的な心理療法の可能性は収容所においてはもちろん極めて限られていた。この点においては言葉よりももっと有効なものがあった。それは模範ということであった。たとえば各ブロックの囚人代表の中には優れた人物がいたが、そういう人物は彼のしっかりした勇気づける存在によって、深い広汎な道徳的影響を統率下の囚人に及ぼし得る多くの機会をもっていたのである。模範的存在であるということの直接の影響は常に言葉よりも大きいのである。しかしまた時折言葉も何らかの外的な反響が昂められるような時には有効であった。私は以下のような、ある外的な状況によって昂められた囚人達の心の準備を、一種の集団への呼びかけによって、心理治療的に利用する機会があったことを想い起こすのである。
中略
しかしわれわれのブロックの囚人代表は賢い男であったので、われわれすべての気持ちを集中するような小さな話をその場で始めた。すなわち彼は最近病死あるいは自殺した多くの仲間について話したのである。しかしまた彼は、人によってその様子はいろいろではあれ、この死ぬことの真の理由はどこにあるかと言えば、すなわち自己放棄であるということについて語った。そして如何にしてこの自己崩壊による次の犠牲を防ぐことができるかについて若干の説明を聴きたいと言った ― そして彼は私を指名したのであった。それはとんでもないことであった。私は心理学的な説明をしたり、一種の説教をしたり、仲間に心理治療的な援助などするには遥かに遠い気分であった。私は寒さに慄え、飢え、ぐったりとし、いらいらしていた。しかし私ははね起きて、そしてこの唯一の可能性を利用しなければならなかった。何故ならば援助を与えることは今やかつてない程必要であったからである。』
今回はここまでにします。中略があり流れがつかみ辛いですが、要するに作者が囚人に向かって自己放棄は死につながる。だから希望を持ち自己崩壊にならないように。という話を行うことになったという事。ニャンコ先生的には、最後の『唯一の可能性を利用しなければならなかった。何故ならば援助を与えることは今やかつてない程必要であったからである。』という部分が気に入っています。成績が芳しくない生徒に対して、どのような援助を今与えることが最も効果的であるのかを考えることが、私の使命であると感じているからでしょう。
ニャンコ先生からのお知らせだニャン(=^・^=)
第2回文理記述模試
高1・2生内部生全員受験の模試となります。
高1は、
10/28 国語 19:40~20:50 数学 20:55~22:05
10/31 英語 19:40~21:00 説明会 21:10~22:10
高2は、
10/29 国語 19:25~20:45 数学 20:50~22:10
10/30 英語 19:40~21:00 説明会 21:10~22:10
また、
高校1年生の説明会は、『大学入試説明会』
・現在の大学入試の仕組みを理解する
・志望大学の決め方
・今からできる受験勉強
高校2年生の説明会は、『大学受験説明会』
・高2の11月から高3の3月までの高校の予定と大学受験のスケジュール
・受験勉強の取り組み方
・推薦入試に向けての準備と今からはじめること
をレクチャーします。