必要に迫られての奥深い意義  Part140

◎まだまだ暑い日が続いていますが、生徒の皆さんはお元気ですか? 昼にはセミが鳴き、夜には秋の虫達がもの悲しく鳴いている、なんとも奇妙な季節の変わり目ですね。あと何週間かしたら、セミの鳴き声は全く聞けなくなり、我が家で羽化したカブト虫君達も短い生涯を終えてしまうのかと考えると、平家物語の一節を思い出さずには要られません。『諸行無常の響きあり。』 但し、受験生諸君はこんなセンチメンタルな気持ちに苛まれても要られませんね。推薦入試を目指す生徒さんはあと数か月が勝負です。ベストを尽くして栄冠を手中に収めましょう。また、一般入試で共通テストを受ける生徒さんは、共通テストまであと、146日です。

前回からの続きです。

『この一例の観察とそれから出てくる結論とはかつてわれわれの収容所の医長が私に注意してくれた次の事実と合致するのである。すなわち1944年のクリスマスと1945年の新年との間にわれわれは収容所では未だかつてなかった程の大量の死亡者が出ているのである。彼の見解によれば、それは苛酷な労働条件によっても、また悪化した栄養状態によっても、また悪天候や新たに現れた伝染疾患によっても説明され得るものではなく、むしろこの大量死亡の原因は単に囚人の多数がクリスマスには家に帰れるだろうという、世間で行われる素朴な希望に身を委せた事実の中に求められるのである。クリスマスが近づいて来るのに収容所の通報は何ら明るい記事を載せないので、一般的な失望や落胆が囚人を打ち負かしたのであり、囚人の抵抗力へのその危険な影響は当時のこの大量死亡の中にもしめされているのである。』

続きは次回にしますが、失望や落胆がいかに精神的なものだけではなく、肉体的なものにまで影響を与えるかがよく分かる内容だと思います。受験生諸君、並びに高校1・2年生の皆さんも、模擬試験の結果などが返ってきて、その結果に失望したり落胆したことがあるかもしれません。そしてその後の数日間は勉強が中々手に付かない、、、、。でもそんな時こそ、『なにくそ!! 負けてたまるか!!』努力していく必要がありますね。

ニャンコ先生からのお知らせだニャン(=^・^=)

文理学院では、定期テスト対策をスタート!

8/25で、都留高校定期テスト2週間前

となります。

今回の定期テストは、「前期期末テスト」なので実技教科も
テストされます。
前回以上にしっかりと準備をしていきましょう!

特に、高校2年生で『推薦入試」を考えている人は、
ちょうど1年後には、推薦できるかどうかが判明していきます。
今回の定期テストから少しずつ準備をしていくと良いでしょう!