◎夏真っ最中。 暑さに負けず勉強に打ち込もう!でも、息抜きも大切! お祭りでかき氷なんかは、最高ですね。ニャンコ先生は毎晩かき氷に、自家製のアイスクリームをトッピングして、夏を楽しんでいます。
さて。前回からの続きです。
『これに対して一つの未来を、彼自身の未来を信じることのできなかった人間は収容所で滅亡していった。未来を失うと共に彼はそのよりどころを失い、内的に崩壊し身体的にも心理的にも転落したのであった。このことは一種の危機の形でしばしばかなり急激に起きることもあった。そしてその危機の現れ方はかなり経験のある囚人にはよく知られていた。われわれ各自はこの危機が初めて現れる時を ― 自分自身に対してよりもむしろ友のために ― 恐れるのであった。通常これは次のような形で始まった。その当の囚人はある日バラックに寝たままで横たわり、衣類を着替えたり手洗いに行ったり点呼場に行ったりするために動こうとはしなくなるのである。何をしても彼には役立たない。何ものも彼をおどかすことはできない ― 懇願しても威嚇しても殴打しても ― すべては無駄である。彼はまだそこに横たわり、殆んど身動きもしないのである。そしてこの危機を起こしたのが病気であれば、彼は病舎に運んで行かれるのを拒絶するのであり、あるいは何かして貰うのを拒絶するのである。彼は自己を放棄したのである! 彼自身の糞尿にまみれて彼はそこに横たわり、もはや何ものも彼をわずらわすことはないのである。』
いかがでしょうか? 未来への希望を失うということが如何に恐ろしい事であるかが、よく伺える文章だと思います。皆さんはこれから自分の未来を切り拓いていく必要がありますが、今行っている勉強が如何に自分の未来を切り拓く原動力になるかを、充分理解することにより、更に勉強への意欲が高まるのではないでしょうか。自分の未来を信じて、この夏を実り多いものにしましょう。
ニャンコ先生からのお知らせだニャン(=^・^=)
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