投稿者「塩山校」のアーカイブ

《塩山校》何世

イギリスのエリザベス女王が亡くなり、新しくチャールズ国王が即位しました。正しくはエリザべス2世女王、チャールズ3世国王です。2世の子だから3世ではなく、過去に同じ名前の王(女王)がいたので区別するため〇世と付けます。ただ在位中、国王(女王)はただ一人なのでわざわざつけなくても間違えることはありませんから、〇世と呼ぶことは(少)ないのです。同じ名前の王、女王が現時点でいないため、〇世とならない王、女王としては、ジョン王、アン女王、ヴィクトリア女王などがいます。

エリザベス1世は、テューダー朝最後の女王で、絶対王政全盛期の女王です。一方チャールズ1世は、スチュアート朝2代目の王で、絶対王政的政策を続けようとして失敗、教科書にも載っているピューリタン(清教徒)革命で処刑されました。その後、一時共和制を経て王政復古したときの王が、1世の子チャールズ2世です。即位後大人しくしていましたが、のちに反動化、弟のジェームズ2世の代に起きる名誉革命の一因を作ります。その意味では2人とも結構残念な王ということになります。しかし、見方を変えると「君臨すれども統治せず」の立憲君主制と、後に大英帝国と呼ばれる繁栄を導く議会制度の2つを、世界に先駆けて確立させるきっかけを作った王と考えると、重要な役割を果たしたのかもしれません。政治権限がないとはいえ、よくも悪くも話題になり、影響力の大きい英国王。新国王の時代はどんな時代になるのでしょう。

 

 

 

《塩山校》好きなもの+好きなもの

突然ですが、今や国民食とまで呼ばれるカレーライスとラーメン、その2つを合体させたらどうなるのか?すんごくおいしい食べ物ができるのでは…。カレーラーメンというメニューを眺めながら、今まで頼む勇気がなかったのですが、先日ついに注文しました。食べてみて、率直な感想は「う~ん」。おいしいことはおいしいのですが、2倍おいしいわけではない、ラーメンの味の一つという感じです。ちょっとがっかり…。

好きなもの同士を合わせても、すごく好きになるわけではないということでしょうか。一つ一つをきちんと味わう方が満足度も高い。一番好きな科目と二番目に好きな科目を、一緒に勉強してもよくわかるわけではない。一つ一つをじっくり勉強する方が、理解が深まるということでしょう。

では、逆に一番苦手な科目と二番目に苦手な科目を一緒に勉強したら…、苦手意識も2倍にならずに済むのでは…。でもそんなしませんよね。一番と二番目に苦手な食べ物を一緒にしたメニューを食べる勇気はとてもないのと同じ。やっぱり一つ一つじっくりとです。

 

 

 

《塩山校》学園祭実施中

今日は塩山中を始め多くの学校の学園祭が実施されています。そのため、校舎では山梨北中3年生の生徒だけで教達検特訓を行っています…教室はさみしい。

学園祭中の生徒の皆さん頑張ってください。応援しています。

それが終わったら、3年生は教達検にむけ猛ダッシュです。10月1日(土)・2日(日)は教達検特訓第2弾を行います。10時間×2日の特訓です。楽しみですね。

《塩山校》9月9日

重陽の節句です。

中国では奇数が縁起が良いとされ、その中でも最大の数9が並ぶこの日を祝う風習があります。菊の節句とも言います。

夏休み明けの復習確認テストで中3塾生が1位・2位を獲得しました。また別の中学の3年生も1位をとりました。よく頑張りましたね。夏休み中の努力の成果です。これから受験k背として、教達検、入試へと続きます。中3の皆さん、得意科目を伸ばし、弱点を補いながら今後も努力を続けていきましょう。

 

 

《塩山校》秋の気配

中3生は第1回教達検まであと4週間。焦る気持ちがあったり、学園祭の準備もしなければならなかったり、勉強に集中しにくい環境です。でも、学園祭の準備中に勉強のことを考えていたからといって、準備が進むわけでも、勉強がはかどるわけでもないし、その逆もまた同じです。要は時間のけじめをつけて、やるべきことを目一杯やる。これにつきます。

中1・2年生は学力評価テストが終わり、新しい仲間と一緒に再スタートです。いっしょに頑張っていきましょうね。

さあ、朝夕は涼しくなってきたこの時期、勉強の秋を始めましょう

ただ今新入塾キャンペーン中です(9月9日受付まで)。

 

 

《塩山校》後になってわかる

赤ヘル軍団のホームランバッターだった山本浩二さんが、現役時代を振り返るという番組がありました。外角を打つのが得意だったため、内角ばかりを攻められ、成績を落とした年に徹底して内角打ちをトレーニングしてホームランを増やしたところ、翌シーズンの途中腰痛に襲われます。監督はチームの大黒柱であり、ファンのお目当てでもある彼を休ませたりしませんでした。しかし、試合に出続けた結果、腰に負担の少ない打法を編み出し、再びホームランを量産、その後も長く活躍し、かえって腰痛後のホームラン数の方が多いというような話でした。

当時の監督が、「ファンのため」程度のことで使い続けたとは思えません。休めば調子は戻るでしょうが、試合に出て腰痛再発、その繰り返しで選手生命も長くなかったかもしれません。チームどころか球界を代表する名選手にまでになれたのも、あの負担の少ない打法を編み出したからこそです。番組内では触れていませんでしたが、そうなるように仕向けた監督のお陰に違いありません。その後、赤ヘル軍団はおろか日本代表の監督も務めた山本氏は当然気づいていたと思われます。

やるべきことの意味をきちんと説明して、納得させた上で行動してもらうことは、本人のモチベーション維持の面でも大切です。その時は分からなくても、後になってその意味が解るという指導もあるでしょう。その場、その時、その生徒にベストの指導をしていきたいと考えています。

 

《塩山校》その心掛け

小学生は文理チャレンジテスト、中学生は学力評価テスト、『テストの日』でした。

そのテストを前に、小学生が1時間早くやってきました。「早いね、どうしたの。」「宿題の範囲忘れちゃったので教えてください。」とのこと。立派です、その心掛け。範囲が分からないからできなかった旨の言い訳をする中学生もいる中、早く来てやる。テストの出来よりも、その態度に今日は嬉しさを感じました。


ところで、英検協会から奨励賞を頂きました。塾生の皆さんの積極的な受験が評価されたのだと思います。

これからも、英検を通じてチャレンジする姿勢を育て、合格する喜びを味わってもらいたいと考えています。

 

 

《塩山校》他山の二石目

今年の冬、一人の小説家が亡くなりました。有名な賞をとった会見での発言が話題になりました。自らの体験を基に何に対しても悪態をつくスタイルで、小説と日常生活を記録した日記を逐次出しており、日記のエピソードが後日小説になったりもしていました。

その日記に、ファンを名乗る女性に声をかけられたエピソードがありました。女性が図書館で借りて読んでいる旨を聞き、借りて読むのでは作者である自分にお金が入らないだことの、ファンであるなら買って読めだことの、例により悪態をついていました。自虐的でもあり、露悪趣味でもあり、無頼風でもあった彼の作風にピッタリの内容ではありましたが、その後彼が自らを省みたかどうかは分かりません。金を払ってでも読みたいと、手許に書籍として残したいと思わせる文を書けなかったのだと。

全ての小中学生が学校で無料で教わる内容を、お金を払ってでも通いたい、と思わせる授業と面倒見を提供するプロであらねばと気持ちを引き締めます。彼のもらった賞を今年は誰がもらう、という話題が新聞に載る度に、自らを省みることにしましょう。彼の無頼風に敬意を表して、冥福は祈らないとしても。

 

《塩山校》御礼

夏季講習の全日程が終了いたしました。ありがとうございました。楽しく、分かりやすい文理の授業はいかがだったでしょうか。多くの受講生が、引き続き文理学院で今度は塾生として勉強を続けていく決意をしてくれました。重ねて御礼申し上げます。明日からも一緒に頑張って行きましょう。

8月27日(土)から中学生の通常授業が再開です。ますは中3生。第1回教達検まで40日を切りました。一日一日を大切にして、しっかり準備を進めていきましょう。


5~7月に子ども食堂への寄付活動に協力をお願いいたしました。生徒・保護者の皆様に賛同いただき多くの寄付が集まりました。

ご協力ありがとうございました。

塩山校でも引き続きSDGsの理念に基づき諸活動を続けてまいります。

 

 

 

 

《塩山校》海から

夏休みが終わります

今年も海の日も山の日も結局文理の日だった…。そもそも山梨の人は、普段の生活で海に関わることがほぼなく、海を見ることすら貴重です。ちょっと地図上で塩山校の最寄りの海を探してみたら、駿河湾の田子の浦海岸でなんと62.98キロメートルもあります。他の校舎も調べてみたところ、塩山校が海まで最も遠い校舎であることを突き止めました。またも文理ナンバーワンです。でも「海からの遠さナンバーワン」はちょっとカッコ悪いので、言い方を変えて「隔海度ナンバーワン」です。やったー。高緯度、暑い場所に続き3冠達成!

隔海度とは「海からどのくらい隔(へだ)てられているか」を意味します。気候の特徴を説明するときに使う言葉なので、ちょっと大げさではあります。(ちなみに第2位は双葉校で、最寄り海岸は同じく田子の浦海岸、62.35キロメートル。その差は600メートルほど。)

もちろん授業の熱さも文理ナンバーワンと自負しながら、夏期講習最終日も頑張ります。