文理学院では、6月より夏期講習の募集が始まりました。
夏期講習の詳細は、
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この機会にぜひお申し込みください。
塾生には、金曜日より夏期講習の案内と受講確認書を配布しております。期日までに塾へ提出をお願いします。
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中島校 高等部 土曜の人 加藤です。
先週は学園祭の関係で授業がお休みでしたので、久しぶりの中島校舎。2週ぶりに来た富士市はもはや夏、夏の気配どころか夏そのものの暑さ。富士吉田市もそれなりにあたたかくなったなぁと思っていたのですが、こちらはもう暑い。50kmちょっと移動するだけで季節を色濃く感じられるものですね。
さて6月も一週間経ち、次のイベントに備える時期。そろそろ次の定期試験の準備がスタートすることでしょう。1年生は教科も増えてより一層難しさを実感するのが1学期期末。部活・学祭とでかいイベントで色々体力を使ったでしょうがこの週末からでも準備をすすめておくことをおススメします。どの教科も今から進める箇所が範囲となるでしょう、これから範囲が増えていくんです。せめて既習の範囲をある程度の完成度にしておくことで、
①少しでも後の負担を減らす。
②積み重ねの教科(英・数は特に)のベースを固める。
③問題演習をより効果的に行う。
ことができます。
①は先どって行う分だけ範囲の多さに絶望しないで済む、なんてこともあるでしょう。②は③につながることではあるんですが、テスト期は「とにかく範囲内の問題を解こう」と思いがちです。理解の追いついていない単元でも「とりあえず解いてやる」と取り組んでしまう。積極的な姿勢はめちゃくちゃ嬉しいのですが、「何を求めているのか分からないのに解き方だけわかる」状態を作りがち。それが行き着く一番ひどい状態が、「そもそもその単元で扱っていることがどういうモノなのか」が分からずに問題だけ解ける、という状況(特に高校3年生はこれを改善する意識を是非持ってくれ!)。
テスト直前はこんな状態になっていると自覚していても修正する時間がない。だからそのまま突き進んでしまう。できれば全員に避けてほしいこの状態を、②である程度解消できるはずです。そして単元の知識を理解できればできるほど、③の問題演習がより自分の中に印象付いていきます。心に残っていきます。記憶に残ります。
ある程度時間に余裕があるから遊びたいなぁ、という気持ちもわかるし、「一切遊ぶな」とも言いません。なんなら僕も高校時代のこういう時期はふつーに遊んでました。でも、”課題を解消する”以外の勉強時間を30分でもいいから確保することで、結構見える世界は変わりますよ?
バイアスとは日本語で、「偏り」「偏見」「先入観」等の意味がある言葉です。統計学や心理学の分野では「何らかの偏り」のことをバイアスと言います。多くの人に浸透している固定観念やイメージ、思い込みを表すステレオタイプと似ている言葉ですが、バイアスとはステレオタイプに評価・感情・態度・行動が加わっています。例えば、「女性は数学が苦手」と考えてしまうのはステレオタイプですが、「女性は数学が苦手、だから理系の女性は変わっている」と考えるのがバイアスとなります。心理的なバイアスにはさまざまな種類があるので簡単に紹介していきます。
認知バイアス これまでの経験から形成される先入観や、直観などにより生じるバイアス。日常的に生じやすいバイアスでもあります。
確証バイアス 「自分が立てた仮設」または「人から与えられて仮説」が正しいかどうかを判断する時、仮説を反証する情報ではなく、仮説を確証する情報に着目し、重視する傾向があるというもの。
アンコンシャスバイアス 無意識に形成された先入観や偏見のこと。「普通はこうするよね」とか「これをやるためにはこうするのが一番」といった、無意識の先入観により、データの分析や他人の評価を間違った方向に導くことがある。
権威バイアス 「あの有名な調査機関が発表したデータだから間違いないだろう」と、データを妄信してしまうというもの。
正常性バイアス なにか大きな出来事があった時に、「大丈夫だろう」と思い込もうとするもの。例えば、災害が発生したときに「自分は大丈夫」と考えて逃げ遅れるのもこのバイアスのはたらきによるもの。
希少性バイアス なかなか手に入らないものに魅力を感じるもの。「残り僅か」「期間限定」などの文言に弱い人はこのバイアスのはたらきによるもの。
内集団バイアス いわゆる「身内びいき」のこと。同じ学校出身とか同じ都道府県出身というだけでなんか親近感がわくのはこれのせい?
自己奉仕バイアス 成功は自分のおかげ、失敗は他人や環境のせいにしようとするバイアス。何か成功したときに「自分ってすごい」と思うことはいいかもしれませんがやり過ぎはちょっとね…
行為者・観察者バイアス 「自分のミスは環境のせい、他人のミスはその人のせい」とする心理のこと。自分に甘く他人に厳しい人ってこのバイアスに陥っている?
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「知る」ことで世界が「広がる」、「学ぶ」ことで世界が「色付く」
文理学院中島校 理系担当 伴野
新入塾生募集中!
温度とはどういうものかをひと言でいうのはとても難しいが、ざっくりとしたイメージで言うと粒子の熱運動の度合いであると言える。つまり、粒子が激しく運動していたら温度が高く、逆にあまり運動していなければ温度が低いということである。ということは、どんどんと物体を冷やしていくとそのうち、物体内の粒子が完全に静止してしまう温度が現れる。この温度を0 とした温度の単位を絶対温度といい、単位はK(ケルビン)で表す。
閑話休題
皆さんは、物体を冷却する方法を思いつきますか。加熱するのであれば、物を燃やせばいいですが、冷却するのはどうでしょうか。粒子が完全に静止するような超低温を作り出すためには、特殊な技術が必要となります。例えば、レーザー冷却というものがあります。これは、特定の波長の光を物体にあてることによって物体を冷却していくという技術ですが、これはビリヤードをイメージしてもらえればわかりやすいかと思います。
赤駒
温度が低い状態は粒子があまり運動していない状態です。ボールとボールがぶつかるとぶつかり方によっては片方のボールの速度が落ち、もう一方のボールの速度が増すということが起こります。この原理を応用すると、原子に光を当てることによって原子の運動を制御することが可能となります。このようにして、超低温の世界は作られていきます。(これ以外にもたくさんの冷却技術があります)
青駒
絶対温度は高校化学の気体法則の分野、高校物理の熱力学の分野で登場します。日常的に使っている温度は○○℃ですよね。これは、セルシウス温度と言われるもので、水が凝固する温度を0 、沸騰する温度を100 とするように、特定の物質の性質に依存しています。絶対温度はすべての粒子に共通する性質を利用した温度であるため、科学の計算をするうえでとても便利なものとなります。新しものを導入するときは、始めは慣れないため使い勝手が悪いという印象を受けますが、そこは慣れるためにも沢山使っていきましょう(スマホやタブレットも同じでしょう)。
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文理学院中島校 理系担当 伴野
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中島校舎 高等部 土曜の人 加藤です。
富士高校の人たち、テストお疲れ様!全力で挑めたでしょうか?週の頭でテストは終わっていますので、疲れはもうだいぶ取れたのではないでしょうか。
定期試験であっても模試であっても自分が取り組んだ問題は最大限活用していきたいですね。見直し、解き直し作業等はなるべく早めに、鉄は熱いうちに打ちましょう。
まとまった時間が取れない方、定期試験の得点は直後に結果が出てきますので、”できた、できなかった”がすぐわかります。その精査だけはしましょう。「自分でできたと思っていた問題ができていたか、出来ていなかったと思っていた問題ができていなかったか」の精度を少しでも上げて欲しいのです。
なんかしらんができてたラッキー!はその場ではプラス要素なのでいいことなのですが、”なんかしらんが”を忘れます。2,3週間後には”できてた”という事実だけ自分に残ってしまう。これは避けたい。よっぽど間違えていた方が自分の力になる。自分の実力不足で間違えた、やり込みが足りなかったからできなかった、とその場ではマイナスな要素ではありますがその分自分の次につなげられる。「コレが足りてなくてできなかったんだよぅ!」って印象が残る方が記憶にも長くとどまりますもんね。定期試験はこの自己分析がかなり短期間にできる絶好の機会です。おおいに利用していきましょう。
受験攻略のコツは使えるもの、使っているものはトコトン使い倒すこと。試験を教材と考えるなら「得点による自分と周りの学力差を測るものさし📐」「単元の完成度をみる虫眼鏡🔍」「自分のできた、できなかったの感覚、センスを磨く鏡」としてつかえるのではないでしょうか。
やっと試験も終わって休みだ、オフだという気持ちはわかるので。わかるからこそ人よりも+αをして次に備えておいて欲しい。今日はそんなところで終わります。
山梨の校舎の生徒は来週月曜からテストだ、頑張ろうな!
こんにちは。廣瀬ですヽ(^◇^*)/
月曜日からは、5月試験です!準備は万全ですか??高校1年生にとっては初めての定期テスト!高校のテストのテスト範囲の広さ・難しさを実感しているのではないですか?いいんです。それでいいんです。こうやって、経験を積んで修正を加えていく。その経験があなたを成長させていくんです。スバラシイ!2年生も3年生も負けずにがんばりましょう!そしたら、学園祭を思いっきり楽しめます!
以下、予定表です。
定期テスト後の5/21・22は塾内模試実施日になります。学祭前にしっかりと受けきってしましましょう!時間は時間割下にありますので確認してください。
>高校3年生の方へ
部活を引退して、受験勉強に本格的に取り組む生徒が増えてきました。受験勉強に本気で取り組みたい!受験勉強に困っている!そんな受験生で塾を検討している方はいませんか?文理学院では、体験授業の後に入塾を決めていただけます。まずは、体験授業をお申し込みください。
ではでは。
事象の地平面 ブラックホールはその重力の強さから光でも光も脱出不可能となります。しかし、重力は天体から遠ざかるほどその大きさは小さくなるため、一定距離離れると光が脱出できるようになります。ブラックホールにおいて光が脱出できない半径を「シュバルツシルト半径」と言い、この半径を持つ球面を「シュバルツシルト面」またの名を「事象の地平面」と言います。
重力崩壊 天体が自身の重力に耐えられなくなり内側に崩壊していく現象で、超新星爆発やブラックホールの形成といったイベントと深いかかわりがある現象です。天体が重力崩壊を起こすと、膨大な量の重力によるエネルギーが解放されて超新星爆発(スーパーノヴァ)を起こします。質量が太陽の30倍を超えるような巨大な天体では、極限まで重力崩壊が進み、ブラックホールが形成されます。
不確定性原理 普段我々が目にするスケールでの運動(ボールを投げる等)では、物体の速度と位置はどちらも知ることは可能です。しかし、電子や陽子といったミクロの世界では、速度と位置を同時に知る(確定させる)ことは不可能となります。これを不確定性原理と言います。これは、観測技術が未発達だからではなく、どんなに技術が発達したとしても不可能なものとなります。
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新入塾生募集中!
中島校舎 高等部 土曜の人 加藤です。
先週の混雑はどこへやら、今週の道はスムーズで日常に戻ってきた感覚がありますね。部活、イベントと大忙しだった人もいるでしょうが、それでも少しは体が休まったのではないでしょうか。
1年生はここから高校生としての最初の試験がはじまります。科目も多けりゃ時間も長い、問題自体も結構長いと、二重、三重の辛さがありますが、壁は越えられる人の元へとやってくる的な言葉もあるくらいです。やってやりましょう。
特に文理に通ってくれている皆さんはこの試験に向けて早い人は2月から、遅くとも3月から「高校準備講座」と「春期講習」で用意をし続けていたはずです。沢山積み重ねてきています!あとは練度と精度をあげるだけ!残りだいたい10日程。できることをできる限りやりましょう。もう一度、やってやりましょう。
何度かこのブログでも他校舎のブログでも触れていますが、上に書いた
「高校準備講座」と「春期講習」で用意をし続けていたはず
この部分に違和感がある人はいませんか?「そんなこと考えたこともなかった」「ただ言われたから来た、授業を受けてた」って人はもったいない。実にもったいない!高校生の勉強はそろそろ”やって当然の物”、”やらなきゃいけない物”という枠組みから外れます。”ただ生きているだけでは知り得ない教科の深い理解”を要求されます。だから惰性で、なし崩しで、周りがやっているから程度のモチベーションだと絶対に息切れしてしまう。そこで持ちたいのが「意識」です。今取り組んでいる勉強、授業が何のためなのか、を常に心において置く。例えば次の定期試験のため、例えば入試のため(ほとんどの項目がそうですが)。それだけでも各項目に対する取り組み方が変わります。ただただ”難しい”と受け取るのか、”難しいけどなんとかしなければ”と受け取るのか。その些細な違いであっても学習には大いに影響をします。やらなきゃいけない課題も含めて、ちょっと「意識」、「気の持ちよう」を変えてみませんか?今日も自習室でお待ちしています。
物理化学とは、化学の対象である物質あるいは化合物や分子について、物質の構造や性質、反応性といったものを研究する化学の一分野。物理学的な手法を用いて研究することから物理化学と言われている。
分子はどのような構造をしているのか。どのように反応するのか。それはなぜなのか。このような問いに答えることが化学の研究を進めていく上でとても重要なこととなります。日々様々な物質が新たに合成されていますが、それらの物質の性質を調べたり、どのような反応をするのかを調べたりするときに、実際にその物質を合成する前にある程度の性質や反応性を知ることで、実際に合成しなくても予測することが可能です。例えば、薬を合成するときに、薬効を示すかもしれない複数の化学物質の候補があったとします。これらの性質や反応性を合成前にある程度予測することができれば、実際に合成しなければならない物質の数を減らすことが可能です。
このように、性質や反応性を予測するためには、実際の実験結果と分子レベルで構築した理論をつなげる必要があります。こうした研究を行うのが物理化学です。化学では扱う対象によって有機化学や無機化学といった分野分けがされていますが、物理化学でも扱う対象やアプローチによって分野分けがされています。
界面化学・・・2つの物質が接する境界に生じる現象を扱う
電気化学・・・物質間の電子のやり取りと、それに付随する現象を扱う
計算科学・・・コンピュータを使って分子の運動や反応をシミュレートし予測する。また、より良い計算方法を開発する。
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世間が連休に入っております。山梨は河口湖から通っている私もその連休のあおりを受けてか、今日の出勤は普段の倍以上の時間がかかってしまい、正直ヘトヘトです。2時間半、いろんな地域から人が来ているなぁとぼんやり車のナンバープレートを見ながら考えておりました。
文理にかよっていただいている生徒さんも部活にイベントにとても忙しそう。それでも眠い目をこすって頑張っている姿はとてもステキ!昨日の別校舎でもあまりにヘトヘトで授業を「立ったまま受けていいですか?」と要望があったり。うんうん、立ってれば寝落ちすることがないからね、全然オッケーです。寝ない為の努力、自分の力を高めるための努力はなんであっても歓迎ですよ。使えるものは何でも使う、出来ることはなんでもする、そのハングリー精神とでもいうのかな?姿勢、心がけはこれから持ち続けましょう。勉強に限らず、諦めない姿勢、大事です。
なにがなんでも、がむしゃらに、という姿勢はいつからか”ちょっとカッコワルい”感覚でみられていますよね。人間そんなにスマートにすべてのことが処理できないですよ。スポーツなら地道な基礎練習、音楽などの文化系なら地道な知識吸収、教養を高めるとでもいうのでしょうか。それら培ったものがあってはじめて、手順などの最適化、効果の向上、効率化はできるものです。ここ数年でよく見る”コスパ、タイパ”が良い方法って、「スキマ時間でもこの基礎を高める時間として使える」から良いパフォーマンスとなるのであって、決して「これだけ短時間に終わらせれば万事解決」するようなお手軽一撃ラクラク解決、みたいな魔法の道具では決してありません。”ちょっとカッコワルい”作業をちょっと楽にできる、がむしゃらに打ち込む時間をスキマ時間にもあてられる道具だと思うのですよね。
魔法の道具はありません。でも魔法のように効果をあげることもあります。それは使い方、使う意識の持ち方。普段の行動一つとっても、魔法に変わること、あるかもしれませんよ?