【32】敬意

文理学院のホームページで「校舎ブログ」がありますがご覧になっていますか??私は毎日読んでいるのですが、ここ最近本当に面白いですし、生徒のがんばりや教師の熱意が伝わってきます。文理って「画一的でないところがいい」と思っているんですね。各校舎のブログを読んでいると「それぞれの個性が出ているね~」と思います。たまに、ちょっと稚拙すぎやしませんか??という内容もありますが。各校舎のブログからも文理学院の自由な社風が垣間見えると思います。

枠にはめられてばかりの仕事ってつまらないじゃないですか??もちろんある一定のルールやマナーは必要ですが「自分たちが考えて、自分たちで仕事を進めていくこと」は責任も重いですが、やりがいはとても大きいと思うんですよね。社長に就任して2ヶ月。大切にしていることのいくつかに「社員(特に管理職)を自立させること」、「やりがいを促進すること」、「現場にヒントと気づきを与えどんどん考え実行させること」の3点があります。もちろん根底には「生徒にとっていい授業を!」(もうね、いい授業を提供できないようでは絶対にこの仕事の面白さはわからないと思う!)、「きっちり個別に追っかけを!」(いい授業をやっても教えっぱなしじゃダメ!個に関わらないと!)など、現場で必ず意識してほしいことはいろいろな場面で伝えてはいますが、まだまだ私も含めて精進ですぞ!!

「部下は自分の子分でもなければ、持ち物でもない」ということもよく言います。部下を呼び捨てにしたりする上役は私からしたら上司として「論外」だと思っています。部下に敬意を払い、丁寧に対応することができなければ「その職を辞したほうが周囲のためである」とも思っています。私は生徒も呼び捨てにすることはありません。生徒も1人の人間として敬意を払うべきだからです。例えば、あまり好きではない先生に呼び捨てにされたら生徒はどう感じるでしょうか。また、保護者が自分の子を呼び捨てにしてほしくないと思っていたらどうでしょう。「相手の気持ちを深く考えたり、想像できたりする人間のほうがいいよね」と思うわけです。

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豊田校の塾生たちの中で、明日・明後日がテストだという生徒たちがいます。自転車で車で、徒歩で夕方から校舎に来て質問や自学を進めています。忙しくなる前に校舎から徒歩30秒にある「もり竹」さんというお蕎麦屋さんに行き、みょうが蕎麦とミニカツ丼のセットをいただきましたが大変美味しかったです。豊田校近隣には個人経営の美味い店がいくつかありますので、たいへん「いい校舎」です(笑)。

テストが終わったら文理学院へ!今日は中1の生徒が立ち寄り夏期講習に……とのこと!徐々に盛り上がってきています、新設「豊田校」!

【31】人道

6/5(水)は行きつけの店でお一人ランチをし、床屋にいってさっぱりし、少々早めに出社し・・・豊田校(私が唯一授業を担当している校舎)のお仕事を。1つはチラシ作成、もう1つは夏期講習時間割作成です。本来は校舎長がやるべきお仕事ですが、新設校舎の場合は私がこれらの仕事をこの数年担当してきており慣れているため、引き続き行っているわけです。「いつ校舎長として復帰してもいいように」(←これ、真面目に)校舎長の仕事もかじりながら、授業もやりながら…もちろん社長業も行いながら……。頭にとってはちょうどいいみたいです。社長の仕事で悩み始めたら、別の仕事にかかる……すると、集中力を切らさず、手も止まらずにお仕事が進みます。3つくらいの仕事を並行してやっていくと仕事効率は上がりますよ!文理学院の場合、①配属社員のシフト、②①を踏まえた時間割、③1年数回のチラシ作成の3つが校舎長の「作業的重要業務」として与えられています。①②の仕事はイメージ的には「戦略を踏まえた戦術」を決めていく仕事です。この仕事が滅茶苦茶面白いんですよ!「どう組めば生徒の成績を上げやすいかなぁ?」、「どうすれば他塾と全く違ったいいものが提供できるかなぁ??」などを考えながらニヤニヤしながらやる仕事なんです。で、で、90%組めましたので出社したばかりに望月校舎長にざ~と説明したところです。今週には完ぺきに仕上がりますな。金曜日の静岡の会議でも発表してみましょう。「校舎長に大きな裁量権が与えられていて、自由度の高い社風が文理学院です!」

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先日、浜松へ行ってきました。浜松にも条件が揃えば文理学院を出店するかもしれないので、これからもちょこちょこ鰻を食べに行きながら市場調査を……。途中、以前から訪れたいと思っていた「元城町東照宮」へお参りに。浜松城の前身「引間城」のあった場所の一角に建立されたこの神社は、今やパワースポットとしても有名です。天下人である徳川家康、豊臣秀吉にゆかりのある場所ということで写真のようなブロンズ像が設置され「出世のためのパワースポット」と言われています。私もまだまだ階段を上っていきたいので、二人の天下人にお会いしてきた次第であります。

出世するために仕事をしているわけでもなく、勉強しているわけでもないのですが、「生き方」を磨く意味で「これ」が自身のバイブルの1冊となっています。それは「菜根譚」です。社内ではだいぶ前に社員へ紹介しました。読んだだけの人もいれば、読んで実践している人もいれば、読んで自分のものとしている人もいます。私はこの1冊を熟読し実践することで「人生がいいほうに変わった」と思っています。30歳の時に出会いたかった本です。「もう少し出会いが早ければぁ」と思える1冊です。「菜根譚」には平たく書けば「どう生きるべきか」が書かれています。まさに、「こうありたい」と思えることばかりが書かれており、自身の成長に大きく寄与してくれた書物です。もちろん、すべてにおいて書かれている通りにはできないこともあります。そこが私の「人間の器の小さなところ」なんですが……。周囲の人たちのためにも精進していきたいと思います。

夏、到来。我、更に燃ゆ。

【30】経営

6月に入りましたね。いろいろ充実している今日この頃ですが、一番の喜びは社員が生き生き仕事をしていることですね。人事課の鷲山さんも今日は1日「セミナー」に参加し、新卒社員採用に関する勉強をしてきたようで「大変ためになりました」と夕方帰ってきました。私も勉強のため、学研ホールディングス主催や他の業者主催の経営セミナーや研修会に参加することがあるのですが、やはり業種をまたいだ専門家の話を聞くのは勉強になります。「成長欲」が満たされ、なんでも自身の肥やしになるような気がして面白いですね。つくづく文理学院で働いてきたことに感謝しているところです。今度の日曜日も「NEA」(教育アライアンスネットワーク)の総会があります。私は初めて参加するため1つでも勉強し、学んだことを社員に伝えていこうと思います。

「そろそろ咲いたかな?」と静岡県護国神社へ行ってみました。満開ではないですが昨年バッサリ剪定した紫陽花が花を咲かせていました。紫陽花、好きです。花言葉は微妙ですが(笑)。近いうち鎌倉か伊東のどちらかに紫陽花鑑賞へ行ってきます。

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「横綱相撲だね」……先日、ある方から我々文理学院に対してそんなことを言われました。理由は①文理が出店すると大手予備校までもが対抗措置を取らざるを得ない、②文理はやることを何1つ変えない……この2点が「横綱相撲」という言葉に結びついたのだと思います。確かにそうかもしれませんが、そんな風に感じたことはありませんでしたので新鮮でした。あまり過去を振り返ることはないのですが、静岡市に出店してからのこの5年間を振り返ると……静岡市1号店の唐瀬校を出店した後、その周囲に大手予備校が3校舎ほぼ同時に開校させました。市内3号店の中原校開校後には大手が既存校舎を新築移転したり、さらにもう1校舎を近隣に開校したり(そこは1年で撤退)、料金を大幅改訂したり、開講日を増やしたり……。市内4号店の豊田校(開校して2ヶ月余り)近隣の大手は教育サービス内容の追加やスタッフの変更・追加などと……振り返ってみると、我々は今まで通りのサービスを展開するだけですが、競合塾はありとあらゆることを仕掛けてきます。その意味で外からみていると「横綱相撲」だということでしょうか。私個人は「静岡市内ではやっと幕内に入り小結に昇進かなぁ」なんて考えています。ただし「今後の校舎展開によって関脇→大関→横綱とコマを進めていきたい」とは真面目に考えています。「そのための策」を1つひとつ多角的に実行するのが私の仕事のうちの1つだと考えています。

今のところですが㈱文理学院は山梨県と静岡県のエリアで教育支援事業のみを展開する予定です。それは「教育の質を下げたくないから」に他なりません。また、この2県だけでもまだまだ校舎展開をすべきエリアはあります。もちろん私の後任の社長がそう考えるかはわかりませんが……。

改めて感じるのは「経営判断の難しさ」です。①費用対効果を考えた経営、②早めの決断(撤退なども含め)、③資金的にも人的にも体力を考えた経営判断……「私情・感情を一切排除し、社員と顧客のことを深く考えた判断」が「現場をむやみに振り回すことのない経営であり、永く続けるための経営である」と感じ、それを信じる今日この頃です。

現場を生かすも殺すも、現場が仕事しやすいのもし難いのも、すべて経営陣と管理職次第。手柄は現場のものだ。

【29】滋養

6/2(日)の静岡市は曇りから雨へ。少し湿気がありますが、過ごしにくさも感じない1日です。行きつけの鰻屋で談笑しながらお昼をいただき、今日もテスト対策授業です!社員も元気ですね~。豊田校小中学部の教師平均年齢は50歳。ここが他塾と違うところ!新設校舎を指導力あるベテランを揃え、徹底指導を行う……。ウリは若さではなく「指導力と人間力」だ。まぁ~、どの教師もみんな発言が前向きで「塾生のために」を合言葉に一生懸命です。手前味噌ですが正直、なかなかこんな塾はないですよ。生徒が集まってくるわけです。


写真は現在英語を指導している豊田校の中3です。テスト対策期間中は3クラスで指導していますが、そのうちの1クラスです。日々、「受験生」になっていく彼らからは「やる気」をいただいています。あと数日でテスト本番!やりぬこう!!

鰻鰻鰻鰻鰻鰻鰻鰻鰻👨

「最期に何を食べたいか」……私は鰻かもしれません。その鰻の稚魚「シラスウナギ」が獲れないそうですね。数年前からそう言われており、今年も昨年比でも大幅ダウン・・・2017年11月~2018年4月は国内で9万トン漁獲できたものが、今年度は300~400kgほどだそうで「土用の丑」の日へ向け業者の焦りも深刻だそうです。それを聞く私もかなり焦っています!!そのうち、国際会議で完全禁漁の対象となり鰻を口にできなくなる日があるのではないかと心配で仕方がありません。その「シラスウナギ」ですが川から海へ下り深海で産卵し……あたりまでは実態が解明されていると思いますが、かなり不明な点も多い生き物なんですよね。う~ん……保護も大切ですし、それでも大好物ですし……。私が鰻を食べに行くのは長野の松本市や愛知の瀬戸市、静岡県内だと浜松市、静岡市、三島市といったところですが、どの店も特徴があります。大雑把に「関西風」と「関東風」で裁き方、焼き方に違いがありますが、近年は「関西風」が好みです。関西風は腹開きで蒸さずに焼くためパリッとして香ばしい味わいです。浜松だと関西・関東が混在しているため、どちらも楽しめます。写真は静岡市内でよくお邪魔する「関東風」(背開き、蒸してから焼くのでふっくら)のお店です。

塾生諸君!しっかり食べて、元気つけてこの夏を乗り切れ!!

【28】成長

6月に入りましたね。今日は夕方からテスト対策授業が5コマ。来週から再来週にかけて、豊田校に通う塾生たちは今年度初めての定期テストを迎えます。精一杯最後までやり遂げてほしいですね。同時に今日は富士吉田地区の保護者会が行われます。富士吉田・下吉田・河口湖の3校舎の塾生と保護者が一堂に会し、教師や先輩の話を聞く会です。「地域No.1実績を誇る文理学院」が満を持して開催する保護者会。私もテスト対策があれば駆けつけたかったのですが、やはりここは新設校舎を地域No.1にするための仕事を優先させていただきました。吉田地区の報告が楽しみです。

はい、授業が終わりました。

手ごたえを感じる5時間でした。テストへ向けての個々の仕上がり具合が私のイメージに近づいてきました。もちろん英語が苦手な生徒はまだまだ正解率が高くはないですが、「今までとは違う!」と実感している子たちが多いように思います。5コマ目の中3豊田・高松クラスでは生徒たちの前向きな姿勢、1点をもぎ取っていこうとする集中力に、この2ヶ月の成長を窺うことができました。

一般的に子どもたちは驚くほどのスピードで成長していきます。逆に大人の成長ってわかりにくいところもありますが、それでもその人の言動から大きな成長を感じ取ることができる場面もあります。私の周囲にも何人かそのような人がいて、それを見ながらこっそり目を細めています。人間ていろいろな欲がありますよね。その中でも「成長欲」ってのがあるように思うんです。実は私、今その「成長欲」に溢れています(笑)。実務的な話ではなくて「人間としての成長」をもっとしていきたいと心が躍っている感じです。

話は変わりますが、今日とてもびっくりするのと同時に嬉しいことがありました。それは某SNSで私を見つけた教え子からメッセージがありました。「先生、覚えていますか??」と。27歳になるその元教え子はお子さんも2人、もう立派な大人です。小5~中3まで指導した生徒でしたが、光陰矢の如しとはよくいったものです。「まだ、富士宮の校舎にいますか?」とお子さんを連れて会いに来てくれるようなコメントも。本当にうれしいですね。数日前にも別の教え子から「癌専門の病院への就職が決まりました!」と校舎に電話があり、それも本当にうれしい出来事でした。その生徒も小4~中3まで指導しましたが、中学生の時に志した「癌専門の看護師になる」という夢を叶えたわけです。

私たちは生徒の役に立つべく教壇に立っているわけですが、このような形で「幸せのお裾分け」をいただけることがあると「勇気をもらっているのはこっちのほうだね」と思うわけです。それと同時に「お互いに歳をとるわなぁ~」なんて思うわけです。特に自分がね~(笑)

昨日、ある社員と仕事終わりに食事をしながらこんな話をしました。「生徒がさぁ、文理に通ったおかげで人として成長できたと思いますとか、やりぬく大切さを覚えましたとか、努力できる人間になりましたとか……合格できましたよりも、そんな風に卒業生が言ってくれるような塾にしたいよな」と。

成長する、成長させる学習塾。それが文理学院だ!!

【27】感度

5/30(木)はタイトなスケジュールでした。朝9:40には都留本部へ出社し会議の資料を整え、11時~13時まで会議や報告を受け、業者の方と顔合わせをし、またまた報告を受け・・・静岡に戻り午後7:30から3コマテスト対策授業・・・。私は社員ではないので出勤時刻も退勤時刻も、休みもすべて自分で決めるのですが、社長になってからのほうがある意味忙しいですね。特に「頭の中」が大忙しで区切りがない感じがしています(笑)そのためか生徒との時間(授業や質問対応)がある意味「癒しの時間」となっています。

豊田校も生徒数が増え、だんだんと自転車の台数が増えています。車での送迎も少なくないですから、中学3年生は本当に増えたよなぁと感じています。その豊田校、明日の朝刊に「豊田校チラシ」が折り込まれます。じっくりとご覧ください。

夏は文理の夏期講習!熱い指導に、熱い思い。徹底的に鍛え上げます!

話は変わって最近の会議でこんな話をしました。

1つは「過去のデータを鵜呑みにしたり、過去のデータを基準に今年を考えるな」と。おおよそ人間は「過去に縛られる」傾向にあります。しかし、行う人が変わったり、気持ちが変わったり、行動が変わったりすると、結果も変わるものです、いい意味でも悪い意味でも。そもそも、過去の結果を更によくするために色々と「変える」わけですから「去年は…今までは…」は関係ありませんし、通用しないと私は思っています。「過去の結果を基準に物事を考えるな!」ということです。これと同じようなことを生徒にも話すことがあります。「英語が苦手だから今回も……」という生徒がいると、私は「馬鹿を言っちゃいかん!そんな自分と決別するために文理に来たんじゃい!わしが教えとるんじゃい!」と言うことがあります。「過去と決別し新しい自分を作り上げる」ことこそ、生きてるって感じがするよね。

もう1つは「予定に縛られるな!」ということです。予定は場合により繰り上げて進めるべき時があります。そうすべき時に、やらないというのはある意味「怠慢」です。物事には「旬」があります。チャンスをものにしたければ「旬」を逃しては絶対にいけないのです。それは1つひとつの仕事でも、人生でも言えることだと思います。「旬を旬と感じ取り(アンテナの高さと感度)、それを最大限生かす行動ができるか……」が成功の鍵です。

この話、ちょっと自分のことや自分の周囲の人のことに置き換えて考えてみてください。よく考えてみると「過去に縛られ、せっかくのチャンスを棒に振っている」のではないでしょうか??