月別アーカイブ: 2020年2月

【234】パンク

2/29(土)、4年に1回訪れる特別な日です。

教育現場のみならず、多くの業界で「コロナショック」に見舞われていますが、落ち着いて対応していきましょうね。

暗い話ばかりではつまらないですので、ちょっと笑える話を。

私事ですが(改めて書くまでもなく私事が多いブログなんですが(笑)昨日の仕事帰りに「アイシャショック」に見舞われました。パンクしたんです!32年のドライブキャリアでパンクは3回目。昨晩、私を含めて4名乗り食事に行ったのですが……その中に羽鳥校の白石校舎長が……。確かに後部座席に乗っていた。「あ!あやつかぁ~!!」と(笑)。

朝、レクサスへ。「ちょっと体が大きくて健康診断でもひっかかっている社員を乗せたんですよ~」と説明して、ピットで診てもらったら、実際には右後ろのタイヤに……

いやぁ~どこで踏んでしまったのか……「白石君、ごめん!」と心の中で合掌(笑)。

ピンチは人を強くする。ピンチは成長への踏み台。ピンチの後にはチャンスあり。

自分自身に何度も言い聞かせながら羽鳥校までの道程を運転してきました。さて、今日は①入社面接、②双葉校「春期プレ授業」参加生へのTELがけ、③羽鳥校説明会と……ばんばんお仕事です!!

【233】う~ん

👨ちょっと落ち着いたので……

2/28(金)夜10:00になりました。新型コロナウィルスに対しての昨日の政府見解から丸1日・・・公教育の現場では「休講措置」が取られました。正直なところ、びっくりしたことと同時に、半ば呆れました。それは「準備期間も含め現場のことを本当に考えての判断・発言であったのかぁぁぁ~??」ということです。昨日は山梨出張で都留市⇒甲府市⇒羽鳥校舎と帰路の車中で「政府が各自治体に学校の休講要請を」との速報が飛び込んできました。「年度末にまた何やら言ってるなぁ。モリカケサクラテイネンエンチョウトカナントカでどうかなっちゃったかなぁぁ~」なんて思いながらも「仕事が増えて大変だなぁ」と……学校の先生方のお気持ち、お察しします。もちろん我々も仕事が増えたわけですが……。普段は興味もない他の塾のHPを複数確認してみると「政府の要請に従って休講します」もあれば「通常通りやります」もあれば……様々です。文理学院の対応は社長ブログ232号にその一部を記載した通りでして、詳細は各校舎のブログや配布書面を確認願いますとしました。「広い視野に立って決断したバランスの取れた対応である」と私は思っています。兎にも角にも「感染拡大に繋がらないよう、細心の注意を払って対応」するよう、各校舎には強く要請を出しております。

危機管理、有事の際の決断・対応

社長になってあと1ヶ月でちょうど1年。正直、色々大変なことも無くはないわけですが、今回のようなケースでの「決断はトップの責任」です。今日も早めに出社・待機し、午前10時に学研本社からのヒアリングを受け(小倉、文理としてはどう考えているのかを聞かれたわけです)、昨日から考えてある腹案を政府の対応批判を交えて(笑)ストレートに伝えさせてもらいました。結果として本社もこちらの腹案にGOサインを出してくれたので実行に移すことができたわけです。学研塾グループの全社が単純に「休講」または「通常通り」といった白か黒かのような大雑把な対応ではありません。私たち文理学院も状況を踏まえ、各自治体の出す情報を各校舎や部署で分刻みに収集し、その報告を逐一受け、判断を積み上げながら、私が自ら対応マニュアルを作成し、社内に周知……それに沿って全社一丸で生徒・保護者・社員・会社のために動く。改めて「勉強と鍛錬、マインドとスキルの研鑽になると、ある意味感謝です。もちろん、これから何もなくコロナが収束してくれて初めて「感謝」なわけですので、社を挙げて適切に対応して参ります。

ピンチこそ成長の大チャンス!人も組織も国家もね。

【232】学校休校措置に対する文理の対応

各自治体での公教育現場の対応に関する情報収集がほぼ終わり、本日午後7:00に社内へ通達を出しました。その内容に関して開示しておきます。それに沿って校舎ごとの対応を書面・校舎ブログ等で開示して参りますので、この3月より文理学院各校舎に通われる生徒さんとその保護者の皆さまは、ご確認のほどよろしくお願いいたします。

2/29(土)~3/3(火)

高校受験を控えた現中3生や大学受験を控えた塾生のため予定通り授業・個別対応を行います。

3/4(水)~3/15(日)

「休講」は致しません。(共働き世帯などの保護者の不安に応えるため、インフルエンザとの多角的比較をし判断した結果)

社内への指示内容(一部)

教室内の清掃、換気、手洗い、消毒、マスクなどの着用による飛沫感染防止の徹底

時間帯の変更(保護者の仕事などを考慮して、基本的に午前中~夕刻までの間に授業実施)

塾生の兄弟姉妹(非塾生)の受け入れ依頼にはできる範囲で対応する

(具体例を示し)時間割を工夫し、一度に多くの塾生が授業に参加するのを極力避ける

など、多岐に渡り詳細に指示を出しました。

★☆★☆★

各校舎の時間割などに関しては、繰り返しになりますが「校舎ブログ」と「配布文書」、直接のお電話などでご確認ください。また、「校舎ブログ」に関してはホームページ下部にある校舎名をクリックし、校舎紹介のページにある「校舎ブログ」から入っていただきますと確認しやすいと思います。また、ご質問・ご相談は各校舎の責任者(校舎長)までお願いします。

以上、よろしくお願いいたします。


【231】圧倒的

2/25(火)は……よく行く豊田校近くのおでん屋さんで、おにぎりを1つご馳走になりました。おばあちゃんが顔を覚えてくれていて……ありがたい。

また、先日の新入社員研修参加者からレポートが提出されたので載せておきます。

塾の教師として成長してほしいこととして次の三つを挙げていた。①知識と技量の研鑽、②表現力の研鑽 、③心を動かすことができる力の習得

1.知識と技量の研鑽
社長との面接(面談)の時にもおしゃっていたがやはり教師として正しいことを教えられ
ることは重要である。 勉強するときは参考書を使うのではなく学校の 教科書や定期テストを使う方が良いとのこと。教科書の方が授業のための勉強になる。また参考書は範囲が広すぎるのでお勧めでない。 私もまだまだ知識は充分でないためこの研鑽はいつまでもしよう。

2.表現力の研鑽
言葉のレパートリーは多い方が良い。同じ表現でも子どもによってどう感じるかは異な
るため A という言葉でダメなら、 B という言葉を使ってみる などができるように表現の方法はたくさんあると良い。表現力を鍛えるには本を読むことが一番。

3.心を動かすことができる力の習得
2 と似たことではあるが言葉のレパートリー以外にも表現 の方法はある。声の出し方、顔、間の取り方などなど。よく子どもに嫌がられることは 嫌み 、否定的な言葉を使うこと。否定的な言葉は私も言いそうなので日頃から言わないようにしようと思う。

また他にも徳をつむ、人や世のためになることをすることの話もされていた。 掃除など自分の体を使って徳をつむ体施、笑顔で生きるなど自分の顔で徳をつむ顔施の話は普段の生活でもできると思った。否定的な言葉を言わない、そして体や顔で徳をつむ。このような行動ができると教師として以外でも人生のなかで豊かに過ごせそうだと 感じた。子どもたちの前に立っ ても誇れる人間となるためにも意識して生活しようと思う。

もう1人は中途の新入社員の方です。

今回の研修では、社是・指導方針の説明や小倉社長の講話を聞かせていただき、会社のことを知る良い機会になりました。社長の講話は共感出来ることが多々あり、非常に刺激的で充実した研修でした。

1.社是・指導方針の説明と社是唱和:社是の内容について学んでいくと「人として成長していくこと」を重んじていることがわかりました。中川執行役員は、生徒は弱者であるが決して見下したり命令するのではなく対等に接し、思いやる心を大切にしているとおっしゃっていました。毎日何気なく唱和していましたが、これからは毎朝、一言一言を噛み締めながら自分を鼓舞していきます。

2.社長講話:社長のお話は衝撃的でした。29年間の教師生活の中で、新人時代のエピソードが心に残りました。70分の授業を任されたが中にはベテランの先生もいる。生徒からは同じお金を貰っているのに新人だからと下手な授業は出来ないし、何より「ベテランの先生に負けたくない」と思い、誰もいない教室で実際行う70分の授業を3回して、よしもう完璧だと自信をつけて本番に臨んだとお話してくださいました。この社長の言葉を聞いた時、以前、一瀬常務に教えていただいた本のことを思い出しました。そこには「嫉妬心は人間の成長に必要不可欠だ」という内容が書かれていました。嫉妬と聞くと良いイメージではないように思われますが、「負けたくない」と向上心をもって取り組むところに、ものすごいパワーが現れるのだと実感しました。またこのことから、仕事をする上ではプロ意識も大切だと感じました。

3.まとめ:この研修では沢山の学びがありました。「人として向上していくこと、他のために尽くすこと」を根本に、まずは自分自信の仕事における基盤をしっかりと作っていきます。

いやいや、本当に今年も素晴らしい新入社員を迎えることができたこと、心より嬉しく思うわけです。「初心忘れるべからず」です。

初心忘れずべからず!

本当にそう思います。私も来年で塾教師30年。今も教壇に立つときには「初心忘れるべからず」と意識していますが、新入社員たちのレポートを読むにつけ、「何歳になっても、どんな立場になっても、私塾教師の道を歩き始めた頃の気持ちを絶対に忘れまい!」と思うわけです。

実は、先ほどまで静岡地区の春期講習英語授業研修に参加して1時間30分、研修者でもないのに(笑)みっちり指導してきました。「圧倒的にわかる授業」、「圧倒的に問題がスラスラ解ける授業」がまずは第1段階です。その第一段階で「ふんわりした理解、おぼろげな知識」ではその後の勉強に対するモチベーションも変わってきてしまいます。

圧倒的によい授業

これを目指して研修を行わなくてはなりません。これを目指して日々研鑽を積まなくてはなりません。私も春期講習に向けて更に火がついた思いです。

👨🐶

昨年の秋に神奈川県の三浦半島へ三崎鮪を食べに行ってきました。色々な土地の美味しいものをいただくのは人生の楽しみの1つであるわけです。

本物は圧倒的に旨いわけです。

【230】刻一刻

2/23(日)も双葉校説明会のため朝7:00過ぎに自宅を出て片道100kmをぐんぐんドライブ。とてもいい天気でしたが「花粉」かなぁ~、鼻水と頭痛でちょっと本調子ではなかったものの、なんとか務めて帰ってきました。写真は竣工間近の双葉校です。すでに黒板も入り、机や椅子も一部搬入されて…3/6(金)開校→翌日開講を待つばかりです。

お陰様で昨年冬に開校した「羽鳥校」も、この春に開校する「双葉校」も、生徒募集は順調に進んでおりまして、4月には2校舎で100名以上の塾生が通い、併設の学研教室も併せて180~200名ほどの児童・生徒さんが通う校舎としてスタートを切ることになると思います。

新設校舎の情宣計画・募集チラシ作成・説明会・授業と、必ず新設校舎の立ち上げには関わってきましたが、今回は2校舎がほぼ同時に進んでいますので、正直なところ大変な場面もあります。それでも「何かに突き動かされるように」仕事ができるのは……

「両校舎とも早期に地域No.1の学習塾に育てたい」という一念です。

2020年も早くも2か月が過ぎようとしています。残り10ヶ月で2020年も終わります。「まだ始まったばかり」なんて考えで生きているようでは大したことはできません。

終わりは決まっている、お尻は決まっている、ゴールは決まっているのです。そこへ向けて、刻一刻と時間が流れて、持ち時間が減っているのです。

そんな感覚で仕事を進めることが「成功する(成功させる)ための基本」であります。

さて、今日のお仕事をそろそろ閉じましょう。明日はお休みをいただいて、25日(火)は朝からSDGsの会でお会いした業者の方とのmeeting、そして久しぶりに「英語授業研修」(静岡ブロック)に参加します。春期講習の授業研修です。勉強させていただきます。

【229】豊か

雨が降る2/22(土)夕刻。明日は2/23(日)で「双葉校」3回目の説明会。天気が気になり「ウェザーニュース」のアプリで甲斐市を検索すると、説明会開始頃の天候は「晴れ」で気温は9℃~10℃とのこと。嬉しいですね~。寒いのが苦手なのと、ご参加いただくご家庭が来ていただきやすいように天気は晴れて、気温は少々高めであるのが望ましいわけです。お天道様、ありがとうございます。

また、新入社員からレポートが届いたので載せておきます。今回は事務方としてお仕事をしてもらっている中途採用の社員からですが、私が伝えたいことをしっかりと受け取ってくれたと思います。(少しだけ表現を変えてあります)

新入社員の研修で小倉社長の話を聞いて感銘を受けたことがたくさんありました。まず仕事への向き合い方ですが、経験が浅くてもお金をもらっている以上はプロとしてしっかり教えないといけない、子供たちに「この先生に教わりたい」と思われるような授業をする責任がある。そのために、新人の頃は先輩社員に負けない授業をすべく、出社前に自宅近くの校舎で授業の練習を3回して内容を頭に入れてから本番に臨んだとおっしゃっていました。よく若いうちは人の倍は努力しろ、苦労はかってでもしろと言われますが、正にその通りだなと思いました。いくら努力しても周りと同じでは差はつかないので少しでも多く努力をしないといけないんだなと改めて思いました。今までは努力はしても人並みだったり、ある程度のところでもういいかと満足していました。しかし、社長の話を聞いてこの考え方では駄目だと思いました。私は教務ではありませんが、事務でも同じことが言えると思います。今はまだ分からないことが多く、周りの先生方に聞いてばかりですが、少しずつ仕事の内容や、流れを理解して、自分で考えながら仕事ができるようにしようと思いました。また、自分が担当している校舎の校舎長に頼ってもらえるような事務を目指していきます。もう一点は言葉の大事さについてです。社長が「子供のやる気を削ぐのも、引き出すのも、どの言葉をどのように使うかが重要だ」とおっしゃっていました。また、一番よくないのは嫌味っぽく言うことで、これは子供も大人も共通しているそうで、私もその通りだなと思いました。同じ内容を伝えるときも言葉や使い方が少し違うだけで伝わり方が変わってくると思います。私は仕事で電話に出る機会が多いので、これからは常に言葉の選び方と使い方に気を付けていこうと思います。今回のお話を聞いて考えたことを実際に行動に移して、これからの仕事に活かせるよう努力していきます。

以上のレポートに対して次のように返信しました。

研修レポートありがとうございました。教務に偏った話でしたが、◎◎さんが自身の業務に置き換えて聞いてくれて助かりました。一般的に「若いうちは遊んで」という人が多いですが私は「若いうちは仕事優先で遊び」、だんだんと「仕事でも遊びの要素、感覚を取り入れて臨む」、「年相応の趣味を持つ」ようになると豊かな人生になるような気がしています。事務のお仕事も苦労は多いと思いますがよろしくお願いします!

私が人に伝えたいのは「豊かな人生にするために仕事をしているのだ」といことです。「豊かな人生」とは???人それぞれで価値観が違いますから「正解」はないと思いますが、私が考える「豊かな人生」ってものは次のようなものです。

1)他者の利に沿う仕事に喜びを持って取り組むことができている。

2)仕事を通じて色々な経験を積み自己の成長を実感できる。

3)同じ目標に向かって仲間と真剣に取り組むチャンスが幾度もある。

4)大切な家族、大切な仲間と大切な時間を共有できる。

5)人に迷惑をかけず、人の助けになる生き方ができる。

まだまだあると思いますが、絞って書けばこんな感じだと思います。そして「仕事からでしか味わえない豊かさ」があるということも書いておきましょう。プライベートな時間、家族や仲間との時間なども必要で大切でしょう。しかし、1日のうちで一番付き合いの長い「仕事」を自身の味方につけられると、本当に人生が豊かになると思うのです。「働き方改革」、「育児休暇」、「育メン」などの言葉があちこちに氾濫しているこのご時世ですが、実は一番「人を成長させ」、一番「心を豊かに育む」のは、私は絶対的に「仕事」であると考えています。その仕事を味方につけることで、家族も大切な人も守ることができると私は考えています。そのような「仕事」、「天職」に出会えるかも重要ですが、一度乗った船(職業・会社など)「天職にできるくらいどっぷりと浸かってみること」が実は非常に重要であると思う、今日この頃の中年おじさんなのであったぁぁ~。

どっかの大臣に言ってやりたいね。「国民の血税を無駄にするな!仕事しろ、仕事!!」と。